「BEAUTIFUL」PV

新年早々、見ました聴きました。
やっぱりイエローモンキーの吉井和哉とソロアーティストとしての吉井和哉との間には恐ろしいほどの距離があるのだ、ということを思い知らされました。
じゃあ、もう吉井和哉に興味がないのか、と言われれば全くそんなことはなくて、でもイエローモンキーと同じだけの熱を持てないことは悲しいけれど事実です。
だってさ、とてつもなく遠いよ、吉井和哉は。

イエローモンキーの吉井和哉を見るとき、私はそこに夢を見ていました。地方の地味な高校生だった私が煌びやかな世界に憧れを持った時、その象徴としてイエローモンキーがいて吉井和哉がいたのです。だからそれは遠い存在であって当たり前だったし、そうじゃなきゃいけなかった。手の届かない存在である彼らが夢の世界を作り出してくれて、それを私は見ていた。できればずっとそうして夢を見ていたかった。
でも、ソロアーティストとしての吉井和哉は夢の世界を歌ってはいないわけですよ。もっとリアルで身近な世界のことを歌っている。だけど、やっぱり彼自身はとても手の届かない世界にいる人なわけで。今、自分の目に映っている同じ世界を歌っているはずなのに、それが同じ世界とは思えない、その違和感が拭い去れないうちは今の状態が続くのだと思います。夢なら夢であってくれたほうがわかりやすかったのに、ということです。
でも、今年中にはライブを見に行きたいと思っています。そこまで冷めたわけじゃない。


ピアノ、弾けてないよね(笑)めちゃくちゃ弾けそうな指してるけど。