Music&People EXTRA!…の感想を今更だらだらと

書きます。当日に書いた記事に追記しようかとも思ったのですが、直後のテンションと今のテンションの2つがどうにも繋げられないので別記事で。

えっと、ムックですね。後ろの方からぼやーっと(後半はガンガンと)見ていたのですが、やっぱり武道館をやったバンドは違うなーというのが一番の感想です。
お客さんの乗せ方とか、自分の見せ方とかが椿屋と比べて格段に上手い。曲の前振りとかもお決まりのものなんだろうけど、でもそれでファンは盛り上がるもんだよね。最後にやった「大嫌い」の前、ステージを左右に動きながら「嫌い…嫌い…嫌い…」とボソボソ喋るところなんて初見の私でも軽く盛り上がりました。何かあれですよね「暁にー果てるまでー!悲しきエイジアンボーーイ!!」で特効の花火がドーン!みたいな(わかんないよ。いや、わかる人にはわかる)

でも、椿屋ならではの良さってのもあるわけですよ。思わず頬が緩んでしまうようなグダグダなMCとか、唄っている時との壮絶なるギャップとか(同じことか)…。小さい会場でほっこりしながら見るにはすごくいい空気なんですよね。でも、先にあんな物凄い盛り上がり方をするライブを見せられてしまうと、正直物足りないところもありました。好き好きですけどね。ほっこりしたいか、ぐちゃぐちゃになりたいか。でも、どっちも味わえたら最高ですよね。欲張りですか?


1週間も引き伸ばしたわりには書くことがなかった。いや寧ろ1週間引き伸ばしているうちに他のブログでレポが続々と出てきて「もう書くことないじゃーん」と。
というわけで、ここから先はイベントとは直接関係のないただの感情吐き出し文です。


当日から翌日にかけて、またしてもこの3年間をつらつらと思い返していたのですが(ホントに回顧モードに入っちゃってるな、何でだろう)、本当に本当にこの3年間は長かった。初めて椿屋の演舞を見て呆然としたあの日と今の間にたった3年の時間しか流れていないのが信じられません。ずーっとこの暑苦しいテンションを維持していたわけではないし、実を言うと「深紅なる肖像」は買って1〜2回聞いてしばらく放置していましたからね。「薔薇とダイヤモンド」の加熱ぶりとは大違いでした。ミニアルバムが良かったし、ライブも良かったからとりあえず新譜も買っておこうかなぁ…という程度でしたよ。今からじゃ信じられない冷めっぷりですけど。
…というわりには7月に仙台まで見に行ってるんですけどね(笑)いや、これはゼペットと競演するという密かな夢が実現したというのもあってですね…(ゴニョゴニョ)まぁ、行ったわけですよ仙台まで。あの日は結構ガクーンときて帰りました。茶髪パーマは驚きこそすれ歓迎しました。意外に似合うんだなー、なんて思って。しかもこの日は無い度胸を振り絞って物販に立っていた中田くんとりょうちんにサインをお願いしたり、「名古屋に来てください、土日に」なんて無理難題をふっかけたり(でも叶ってるんですよね。偶然としても嬉しい)という貴重な体験もしたのにホテルへの帰り道でガクーンと。それは「声」なんですよね。中田くんの声が持つ微妙な湿り気とか色気がこの日は感じられなかった。何か普通に上手い、それだけだった。去年聴いたのは何だったんだろうなー、なんてガックリしたのを覚えています。
とか言って10月のクアトロワンマンも行ったんですけどね。でも、これは行って良かった。私がここで何度か書いている「嵐が丘」前のあのMC。あれをその場で聞けたことが今に繋がっているんだと思います。「あ、このバンドにはドラマチックな展開があるかもしれない」とひらめいたんですよね。これはじっくり見ていきたいな、と。そっからどんどん暴走しはじめるんですけど、どうしたもんですかねぇ(他人事)


やっぱりね、椿屋は面白いよ。目を離せない。
結局のところ結論はそこに行き着くのです。こうなったら行くところまで行ってもらおうじゃないか。