紙婚式/山本文緒

紙婚式 (角川文庫)

紙婚式 (角川文庫)

短編集です。
文の途中で一人称が変わるのが気になって、これは何かの伏線か?と思うも何も無いままエンディング。そんな話が2つか3つありました。何なんだ、あれは。

「秋茄子」が良かった。結婚するということは新しい家族を作ることでもあるけれど、今までの家族のあり方を変えるきっかけにもなり得るんだなぁ、と。

…結婚のあてもないのにこういう本を読んでいるのは何だか気まずい、そんな26歳(泣)