TSUBAKIYA PROFILING 2000-2007

個人的に「LOVER」リリース時より盛り上がっている気がするのは、きっと「MU DA BO NE」と「TSUBAKIYA PROFILING 2000-2007」のせいだと思います。


ええ、行ってきました新星堂。そして買ってきました2枚目の「恋わずらい」。
でもね、これは本当にそれだけの価値があったなーと素直に思えます。今までの椿屋四重奏の歩みを、そして中田裕二という表現者の骨格をこれだけ丁寧に追ったものって無かったですからね。非常に興味深く読ませてもらいました。

店内から車に戻ってパラパラーッとページをめくっていって、まず目が留まったのは表紙開いてすぐの写真。…画質が粗い(苦笑)その次(「椿屋四重奏」リリース時のアーティスト写真)でもまだ若干粗いですけどね。そのまた次(「深紅なる肖像」リリース時)でやっと綺麗な写真になっていて、そんなところにも環境の変化を感じてみたり。その後も続くライブ写真と歴代のアーティスト写真に何故か懐かしい思いになってしまうのはなぜでしょうか。多分、変化の激しい人が何人かいるからですよね(笑)

インタビュー記事としては中田くん単独での「恋わずらい」インタビューと「椿屋上京物語」そして「中田裕二を作った名盤50」。いやー、この「名盤50」が非常に面白かったです。「同年代でチャゲアスイエモン好き」ってことで勝手に親近感を抱いていたりもしたのですが、さすが音楽を生業とする人は違う。聞いている音楽の幅が半端なく広い。って言うか節操なさすぎ(笑)「ええー、それも聞いてたのかー!!」というものもチラホラ。でも、ここに挙げられている音源を順番に聞いていくのも楽しいかもしれませんね。うん、やってみるか。
そしてメンバー全員での焼肉座談会。たかしげの良妻っぷりとやっちんの落ちキャラぶりが見事です。

そして、直筆での「恋わずらい」アンケート。やっちんの隠れた几帳面さが垣間見えるような、そして他の3人の端折りっぷりが露呈してしまったような…(これ、きっとやっちんが答えているのが全部で、あとの3人は適当に省いてるんですよね)
さらに巻末には自主制作のカセットテープからのディスコグラフィー(中田くんによるコメント付)と年表。これはデータベースとしてかなり重宝しそうです。


まー、でもあれですね。一番度肝を抜かれたのは最終ページのあの写真ですよ。メンバー4人の若かりし(幼き)頃の写真なんですが。
右上(中田くん)と左下(たかしげ)が同級生にいるクラスってどんなですか。おねえさんもそのクラスに入れてくださ(以下自主規制)


…えー取り乱しました。
何にせよ金光編集長グッジョブです。たとえ「黄昏のレジスタンス」しかお目当ての記事がなかったとしても「音楽と人」買わせていただきますんで!