4/19 HEEFEST2009@O-EAST 追記を今さらしてみる、の巻

追記するといって放置していたHEEFEST2009。今さら感満載で書いてみます。

発売日に張り切って取ったチケットは結構な良番で、だけど入場がやたらと手間取っていたのでかなり待たされました。しかもぴあ・ローソン・イープラス(だっけ?)それぞれに整理番号があるので実質的には100番くらいでの入場。
初めて入ったO-EASTは思ってたよりずっとこじんまりとしていてAXを縦方向に押しつぶした感じ(奥行きが狭い)でした。
とか何とか言ってますが、実はソワソワしていてあんまり周りが見えていませんでした(苦笑)

待つ緊張感が限界まで達してもう何が何だかうひゃうひゃし始めた頃に本日の主役HEESEY登場!フレームがバースデイケーキの形になってるサングラスをかけてたのだけど、そんな面白アイテム(すみません…)でもお洒落に見えてしまうのが凄い。
…って、HEESEY6年ぶり!!!(感涙)
いやー、どうしよう何にも変わってないよー。何食べてりゃそんなに若さを保っていられるのさー、と過去ないくらいに間近で見るHEESEYにもうメロメロ。

転換のたびに「次か…まだか…」と授業参観に来たお母さんなみの不安を感じながら機材を見ていたのですが、そういえば私は楽器のことなど何もわからないんでした。ストール巻きつけたマイクスタンドは森重さんだろ、とか赤いマイクは使わないよねとか、それはまぁいいとしても、ついマイクスタンドの「高さ」を基準にしてしまう自分が悲しい。でも、中田くんの時は明らかに低かったよマイクスタンド…あれ、視界が…水の中みたいだ…うぅ。

そんなこんなでMURBAS、MJB(MORISHIGE,JUICHI BAND)、TYOをガッツリ堪能(その迫力にやや当てられ気味)して遂に!THE YELLOW MONKEYセッション!


あーもう大丈夫かなー。ちゃんと唄えるかなー、という余計なおせっかいでしかない不安と、いや大丈夫、中田くんならやってくれるはず!というやけくそ気味の期待を持って登場を待つ。


…赤!?


赤なのか、君の吉井さんに対するイメージは赤なのか。


そうなんです。この日の中田くんは真っ赤なライダースジャケットをお召しになっていたのですよ。珍しいなー赤。いや、結構似合ってたんですよ。だけどあんまりにも意外で、でも考えてみたら吉井さんって赤い衣裳のイメージあるよなーとか一瞬にして色んな事を考えてしまって思いっきり笑ってしまいました。すみません。しかも笑いを引きずってて更にすみません。

1曲目の「SPARK」は正直言ってちょっとアレでしたね。アレって何だ。何かこう…すっごい豪華なカラオケみたいな、そんな感じに聴こえて見えてしまった。中田くんの声があんまり出てなかったような気もして、不安が期待を押しのけそうになってしまった。
でも、久々(8年ぶり!!)に聴くアニーのドラムはやっぱりどうしたってイエローモンキーの音で、しかもあの頃と同じようにでっかい口開けて楽しそうに叩いてるんだよねー。もうそれだけでテンション上がりまくりです。

「いただきま〜す」とHEESEYがおどけた調子で言って2曲目は「LOVE SAUCE」!…唯一予想が当たりました(笑)
ここから後は中田くんの声も聞こえるようになってきて、不安はどこかへ行ってしまいました。楽しい!とにかくそれだけ。

3曲目にやった「やりたい気持ち」(エアロスミス)から「See-Saw Girl」への流れは良かったなぁ…うっかり「カンブリア宮殿」のオープニングが頭をよぎったりもしたけど、ああいう地の底から這い出てくるような曲(どんな曲だよ)は中田くんの声に良く似合うと思う。
そして「See-Saw Girl」。やー、中田くん好きだねぇ(笑)ライブビデオとか見まくったんだろうなーという動きをちょいちょい織り交ぜながらのパフォーマンスでした。あー、そういう動き吉井さんしてるよー!!とニヤニヤしてしまった。ああー楽しーい(そればっかり)

で、イエローモンキーの「地の底から這い出る」系(勝手にカテゴライズするなよ)の曲と言ったら「BURN」ですよ。この日一番良かったのはこの曲だと断言できます。もーう、そりゃ素晴らしかった。三國さんのキーボードが無いよぅ!とか無いものねだりを一瞬でもしてしまってすみません。あの歌いだしの暗さと妖しさだけで十分です。大満足です。ちゃんと「思いでぃ(←ここ重要)は〜」と歌ってたのもファンとしてはニヤリとしてしまうポイントです。あれ、「思い出は〜」って歌っちゃうと全然違うんだよなー。「で」じゃなくて「でぃ」なんですよ!(無駄に力説)

最後は「SHOCK HEARTS」で盛り上がっておしまい。あの「パーパラパッパラパラー」ってとこ久々に聴いたけどやっぱり可笑しい。可笑しいからわけのわからない幸福感に浸れてしまう。なーんか良くわかんないけど楽しいからいっかー、って感じで(お前の人生たいていそんなノリだと、とか言うの禁止)


あとは覚えているだけのMCを。細かい部分は確実に間違ってるのでだいたいこんな感じだったんだなー、と読み流していただければ。

中「イエローモンキーチルドレン代表として…」
ヒ「チルドレン?小泉みてぇだなぁ(笑)」
中「こうしてやらせていただくってことで、一応ご本人にも了承を得ておこうと吉井さんにメールをしたんですよ」
客「おぉ〜」
中「そうしたら…「知ってます」って…」
(爆笑)

…吉井さん素敵です。だけど、もうちょっと構ってあげてください。
その後、吉井さんがHEESEYに色々と写メを送ってくるという話になって…

中「あ、なんか沖縄ではハーシーになってた、って…」

モバイル会員なんですか!(笑)普通にファンじゃないかよ、お兄さん。
その話の流れでかつてHEESEYが沖縄で「どうもー、シーサーでーす」と自己紹介(?)したエピソードに。あぁ、何かその話聞いた覚えあるな…懐かしい(泣)


あと何だっけな。あれだな、夢の中にいるみたいな気分だったから全体に靄がかかったみたいで細かいことなんて思い浮かべることはできてもきっちり思い出すことなんてできないんだな(と、結局最後は放棄する)


最後のセッションが終わった時にHEESEYに背後から抱きついちゃった(抱きついた、って言うより抱きついちゃった、って感じでした)中田くんは完っ全に「ただのファン」でした。
だけど「ただのファン」なら出来ないような物凄い体験をしたんだよね。大好きだった、憧れだったバンドのメンバーと同じステージに立って何十回も何百回も聴いたであろう曲を一緒に演奏して。凄いなぁ。中田くんは夢みたいです、と言ってたけど夢じゃないんだよ。現実なんだよ。…良かったねぇぇぇぇぇぇ(号泣)
10代の後半をイエローモンキーに持って行かれ、20代の大半を椿屋四重奏とともに過ごしてきている私にとっても本当に本当に嬉しい楽しい時間だった。中田くんが出演するとわかった時から「もしかしたら夢なんじゃないか」と思ってたけど、夢じゃなかった。本当に中田くんが歌ってた。HEESEYのベースで、ANNIEのドラムで歌ってた。信じられないような光景が目の前に広がっていた。あれ、夢だったんじゃないかとか今でも思ってしまうけど、あれは紛れもない現実でした。


本当に本っ当に楽しかった。そして嬉しかった。ありがとう。