7/4 BUFFALO SOUL TOUR'09@稲毛K's DREAM

稲毛駅が綺麗になり過ぎててビックリした!駅って言うか駅併設のショッピングモールが。お隣の西千葉駅も変わってたなぁ。駅自体は相変わらずな感じだったけど。西千葉駅の方ははなまるうどんが入っていて、ああこりゃ学生の昼御飯にいいなぁと思ったり。私が学生の時にもあったら毎日行ったのに!(うどん好きです)

と、そんな感じで稲毛。ゆるゆると入場して地下へ…ん?入口はどこだ?(周りの壁と同様にステッカーやら何やら貼られててドアが見つからなかったのです)いきなりオロオロしながら中に入って会場の狭さにまたもや戸惑いつつドリンク交換。生ビールくださーい、と言って出てきたのがジョッキ!う、嬉しい…しかもジョッキが凍らせてあるからキンキンに冷えてて美味しい…ゴクゴク。1組目が終わるまでに飲み干してしまいました。ごちそうさまー


色々端折ってa flood of circle。転換中はステージ前に幕がひかれていたのですが、それが開くと4人が既にそこに。
「おはようございます!a flood of circleです!」という佐々木くんの声からライブスタート。セットリストはこんな感じ。順番が若干怪しいです。


Buffalo Dance
シーガル
Thunderbolt
エレクトリックストーン
(セッション)
ブラックバード
僕を問う
ロシナンテ
泥水のメロディー
プシケ
ラバーソウル(アンコール)


マイクの調子が悪かったのか佐々木くんの声が聞こえづらかったのが残念。終盤は音が途切れ途切れになってしまっていたし。それでも目をひん剥いて唄うあの姿は強烈なインパクトがある。髪がずいぶんと伸びていたので、初めは完全に目が隠れてしまっていたのだけど、ライブが進むにつれて汗で髪の毛が束になってきたその奥に見える目が!
年の割に落ち着いて見えるけど、やっぱり内には燃えたぎる何かを持っている人なんだろうなぁ、でなけりゃバンドなんてやらないよなぁ…とその目力にクラクラしながら思いました。


「ツアーを回るとなるとツアーグッズなんてものを作るのですが…」とマフラータオルを取り出す佐々木くん。何となくマフラータオルが似合わないのは何故だ?(笑)「そして彼が着ている…」と石井くんの方に向き直って「ナベちゃん、こういうの」と渡邊くんにドラムロールをリクエスト。ダダダダダダダダダダ…ジャン!で普通に、あまりにも普通にステージ側を振り向いた石井くんに会場爆笑。か、可愛いなぁ…。
で、セッション→ブラックバードの流れに入っていったと思う。多分。このセッションからブラックバードへの繋ぎがもっとスムーズに行くと格好いいのになぁ、と素人が偉そうなことを言ってみる。なーんかね、プツッと途切れる感じがしてしまって勿体なかったです。だけど「ブラックバード」は文句なしに名曲です。

だけど私にとってより思い入れがあるのは「泥水のメロディー」で。MySpaceで初めて聴いたのも、初めてのライブの1曲目もこの「泥水のメロディー」だった。「ロシナンテ」の前(だったと思う)のMCで「今日は好きなバンドばかりが集まってしまいました。僕らがやってるWhat's Going Onというイベントがあるんですが、そんな雰囲気がしています」と言っていて、あぁそうだなぁフラッドを初めて見たのってWGOだったよなぁ。あれにFOXを呼んでくれたからフラッドと出会えたんだよなぁ
…とか何とか思っていたところに「泥水のメロディー」!いやぁ、良かった。

「プシケ」のメンバー紹介では「K's DREAMにお越しの皆さんに僕の大事なメンバーを紹介します!」と。この「大事なメンバー」という言い方にものすごく実感が籠っていて、何て幸せなバンドなんだろうと見るたび聞くたびに思う。それぞれのパートと名前を紹介していくだけのシンプルなメンバー紹介だけど、そこにはとてつもない信頼感と愛が満ちていて、いかにもフラッドらしいメンバー紹介の仕方だなぁ、とつくづく思う。メンバー紹介までも格好いいなぁ。


アンコールの拍手に応えて出てきて一言。「ライブの時は色々考えてしまうけど、アンコールがあった時には楽しむことだけを考えます」
その言葉の通り、ふっと緊張が和らいだようなそれはそれは素敵な笑顔での「ラバーソウル」でした。
ところで、アンコールで黒い靴から白い靴に履き替えていたみたいなんですが、あれは恒例なんでしょうかね?ラバーソウルだから?


いや、もうね。凄いよ。そうとしか言いようがない。あれが年下だと思うと悔しいけれど頼もしい。別に音楽をやっているわけではないから対抗意識を燃やす必要は全くないんだけれども、自分の信じる何かをあんなにもガッチリと掴んでいる、その姿にはやっぱり嫉妬してしまう。そして傍には「大事なメンバー」がいるということが更に羨ましい。だけどそんな人たちが確かにいるということで、心強くも思えるわけです。少し大袈裟な言い方になってしまうけど、人間って素晴らしいなぁ、この世の中だって捨てたもんじゃないなぁと思える。
これから先、20代後半・30代と歳を重ねていってどう変わっていくのかすごく楽しみです。


最後に去り際の石井くんレポを。渡邊くんが「代官山UNITで会いましょう」と格好よく言い残して去って行った後に「待ってまーす」と。さらに佐々木くんのマイクの前でもう一度「待ってまーす」。さらにさらに岡庭くんのマイクにも近づいて行って…「チケット買ってくださーい」会場爆笑。可愛いですねぇ…(どうした急に)
あ、思いだしたからもう一つ。どこのタイミングかはいつものごとく忘れてますが佐々木くんのMC。「ツアー22本のうち今日が21本目です。この後少し空くので今日ここに全部置いて行くつもりでやります!」…格好いいなぁ、ホントに。