頭痛のタネは新入社員/前川孝雄

頭痛のタネは新入社員 (新潮新書)

頭痛のタネは新入社員 (新潮新書)

「最近の若者はなっとらん!」とご立腹の内容かと思って手に取ってみたら「若者を何とかして立派な社会人に育てたい!」という熱い思いに満ちた内容でした。
私が社会に出た2003年は氷河期の終わり頃でまだまだ厳しい時代だったので、ほんの数年後にやってきた売り手市場が羨ましかったなぁ。就職活動中のことを思い返すと暗く辛い思い出しかない(まぁ大学生活全般がそうだけど)からあまり思い出したくないです、ホントに。
そんな時代に社会に出て、しかも契約社員で、更に悪いことに7ヶ月で辞めちゃったりしているので、今こうして正社員で働けてるのは奇跡かもしれないなぁ。方向転換して良かった。大学生から社会人1年生(…も続けられなかったけど)の自分はどうしようもなく暗くてどす黒いことばかり考えてたけど、ちゃんと次に繋がる行動をしていたことは認める。それがあったから今私はここにいる。