2010/6/26 LDW Presents FLASH ON THE ROAD@下北沢CLUB QUE

ダイジェストCDの配布が先着順ってことだったので開場時間に会場到着。中に入ったらステージ上には白いマイクスタンドと手拭いが。こりゃもう一番手で間違いないと思いながらも後ろの方で待機。あの辺りがFOXを見るときの定位置となっています。


アンドリューのいないFOX2回目。流石に前回ほど感傷的にはなりませんでした…が、やっぱり「群青バタフライ」とかやられちゃうとね。まだまだ寂しく思ってしまうわけで。


ライブは「二十面相」からスタート。初めに断っておきますが、今回はいつもの3割増くらいのヨダロック偏愛・変態度でお送りします。だってさ、黒シャツ着てたんですよ、あのお兄さん!しかもテロッテロで光が当たると透けるような黒シャツを!インナーもパンツも黒でしかも前髪長めってなったら私が冷静でいられるはずないじゃないですか!(知らねぇよ)
で、そんなヨダロックだけでもオロオロドキドキしてんのにリョウくんはゆるーいパーマかけてイケメンっぷりに拍車がかかってるし、ヒデヲさんは何だかやけに可愛らしい丸っこい髪型になってるし、その3人見てるだけで精一杯ですよ。そりゃ徳永さんが目の周り真っ黒に塗ってるのに気付くのも遅れるわ!怪傑ゾロみたいで、髪型とも合ってて格好良かったです。終盤は暑さに負けて大変なことになってましたけど(苦笑)
…で、ヨシイさんは?
…えーっと…ボーダーのポロシャツ着てました。ギターから完全に手を離して「わーい」ってなってるところなんて、とても年上(=30代)とは思えない可愛らしさです。ま、いいんです。今回最大のヨシイさん的トピックスはライブ終了の瞬間にやってくるんですから!(とか言って大したことだと思われなかったらどうしよう)

あ、あとですね「乱歩is burning!(ジャーン!)」のとこでヒデヲさんが腕を挙げるのが何か好きだなぁと改めて思いました。あそこで逆光になるとこがね、いいんですよね。


2曲目は「東京ロックス」。その後の「海賊のジャック」まではMCらしいMCもなかったような。

「海賊のジャック」でヨダロックがフロア側をグルーッと指さすところがあるんですけど、ふともうQueじゃ狭いよねと思ってしまった。動員とか考えたらそんなことないんだろうけど(あれ、失礼発言?)ヨダロックのアクションはあの狭さにはそぐわない。ステージが高くなっててもう少し広い会場の方がもっとハマるんじゃないかなぁなんて思ってしまった。だからね、行きたいんですよ。チッタに!…平日に川崎…出順次第だよなぁ。


ここでMCがあったような。「ロンサム…その後が読めねぇんだよ。多分ダブだと思うんだけどよぉ」と最前列にいらしたロンサムファンとおぼしき女性に確認するヨダロック。その方が大きくウンウンと頷いてくださっていたので正解だったようです。
…が、このやり取りがこのタイミングだったのかもう少し後だったのか、正解は忘却のかなたに行ってしまいました(つまりは覚えていない)
そのままグダグダ話が続いていきそうなところでリョウくんが平然とイントロを弾き始めて「TAXI DRIVER」へ。


と、ここまで書いて「海賊のジャック」と「TAXI DRIVER」が逆だったかもしれないとか思い始めているんですが、何でここまで記憶力が悪い(というか無い)んでしょうか。「蝙蝠傘」のせいにしていいですか?しますよ。


「蝙蝠傘」の前には多分何も話してなかった…と思います。ヨシイさんの弾いた音が聞き慣れないものだったので「あれ?新曲?」と呑気なことを考えていたら、これは…!もうね、見た目は冷静を装ってますけど、装ってたつもりですけど、内心は物凄く取り乱してましたよ。また!また聴けちゃうの!?いいの!?って。
確かに全身真っ黒のヨダロック、特にあのぺラッぺラの黒シャツを見て蝙蝠傘を連想しなくはなかったけど、でもまさか!嬉しい驚きでした。全身に力が入ってカチコチに緊張しながらじーっと見入るしかないなぁ、この曲は。
間奏のところでシャツを脱ごうとしかけて、結局右肩だけはだけてる状態になってしまったんだけど、それはそれでまた怪しさ…いや、妖しさかな、が増してましたねー。


その後、珍しく告知らしい告知を…と思いきや話が脱線。来月の2マン@Queの告知コメントで「夏だぜサマーだぜ」みたいなノリで書いたら対バン相手の片山さんは「ピンボーカル同士だからメチャクチャ意識してます」というようなコメントだったと。それを見て「これじゃ俺がバカみてぇじゃねえか!俺もすっげー意識してっから!誰か片山くんに会うことがあったら言っておいてくれよ!」と苦笑いしながら話すお兄さんがさっきまで妖しく唄っていた人と同一人物とは思えません(笑)


今回初めて「Midnight sky walker」をライブで聴いたわけですが、いやーいいですねー!ヨダロックとヒデヲさんの掛け合いのところなんかは従来のFOXらしい感じなんだけど、あ、曲自体もそうだなぁ(笑)ものすごく「らしい」けど、何かがちょっと違う。その違いはこれから音源を聴いてライブで何回も見ていくことで徐々に明らかになっていくんだろうな。楽しみ。


その後が「群青バタフライ」だったんだけど、ここの繋ぎがめちゃめちゃ格好良かった!思わず「おお…」と声がでてしまったほど!
確かにアンドリューのいたFOXでの「群青バタフライ」はキラキラと儚げで素敵だったけれど、今の「群青バタフライ」もそれはそれで魅力的だよな、と思えるようになる、気がする。未練がましいけどね、まだやっぱりあの音を求めてしまうのは事実です。


そうそう、この時には完全にシャツを脱いでいたんですが、黒Tシャツから出ている腕の細さ(右肘のサポーターしてる所がポコッと膨らんでるから余計に目立つ)と全体的な薄さが…痩躯好きとしては見ているだけでドキドキしてきますね!(そんなにかよ)メタボなお腹を見た時に背筋を走る戦慄とは対極の位置にあるこの感情!(わかったから黙れよ)


…えーっと、最後は「妄想ガール」で盛り上がって(とは言っても他2バンド目当てのお客が多かったみたいで、いつもよりはずっと静かだったけど)終了。


で、初めの方で書いた「今回最大のヨシイさん的トピックス」ってのがこのタイミングでして。
捌ける間際に「次はHARRIS!」って言ったんですね。あのいつもの眩しすぎる笑顔で。それでそれだけだったら別にそれほど騒ぐことでもないんですけど、その時のお客さんの反応が凄かった。だってね、キャーってね、黄色い歓声ってやつがね、上がったんですよ!ビックリですよ。ヨシイさんが一声喋ったらキャーって!いや、もしかしたら何か別の要素が彼女達に歓声を上げさせたのかもしれないけど、あれはヨシイさんの発声に対するキャーでしょ。いやー気持ちはわからんでもないけど(言い方もとにかく可愛い)ビックリしたなぁ…


…あ、そうか。


ヨシイさんはみんなのアイドルなんだな。じゃー仕方ない!アハハハ(何だその納得の仕方は)