FMA「ムーンドッグアワー」

夜中に大笑いしてしまいました。いやー、楽しかった。レポは追記にて。
「2003年ムーンドッグアワーいい男グランプリ」と紹介され中田くん登場。
(※ルックスを小杉さんに絶賛された前回出演は2004年なんですが…まぁいいか)
いきなり厄年の話で盛り上がりました。「厄年に起きた悪いことは?」と聞かれて「家の鍵を3回なくした」と。ラジオで2度の鍵紛失をネタにしたその夜に3回目やっちゃったそうです。
小杉さんが「原島さんは24歳の時何かあった?」と話を振り、ここで凄い話出ました。火事、そして車にはねられる!家の鍵をなくすなんてまだいい方だよー、と慰められた(?)のに、「ヘビーなこともありましたよ…」とぽつり。原島さんに「目がマジになってるぞ、大丈夫か?」と心配されてました。
女の人は厄の時に子どもを産むと厄払いになる、という原島さんの話を受けて「ある意味呪いのアルバムですよ」と中田くん。呪いを受けたかのような反応を返してくるファンが多いそうです。
前作から1年5ヶ月も開くなんて、しかも新人なのに。ミスチル気取りですよ。と原島さんにツッコミを入れられたところで『プロローグ』

もう死語かもしれないけど、メジャー感があるねー、と原島さん。ミスチル気取り、イエモンかぶりと茶化されて「なーに言ってるんですか」と中田くん。一方小杉さんからは「(曲のスケールは大きくなったけど)本人は細くなっちゃったねー」と言われ、「身を削ってスケール感を広げた、みたいな」と笑って返してました。
前来た時は海のものとも山のものともわからない感じだったのにねぇ…。この1年ちょっとは椿屋にとって激動の時だったでしょ、と原島さん。「深紅なる肖像」がショップ、ライターに評価を得たけど、どうだった?と聞かれて「こんなもんでそんな(評価されても)…」と答えてました。これに大うけしてたのが小杉さん。「きたきたきたー!」と大笑いしてました。
中田くん曰く、もっと見せたい部分は他にあるのに、そちらが評価されないままだった。注目して欲しい部分とは違うのに…という苛立ちがあった、と。鋭角的だ、と言われたけどそういう針でチクチク刺す感じじゃなくて、棍棒でガーンとやる感じだと思うんだけど…とも。
ですが小杉さんは針でも棍棒でもなく「紙で切っちゃった感じ」だと。気付いたらスパッと切れてて、結構後々まで痛い、と。(この例え、すごくわかる。上手いこというなぁと思いました。)まぁ、ここではルックスの話だったけどね、と、唐突に「何で髪伸ばしちゃったの?」と問い詰められ「はい!?」と動揺する中田くん。短髪だと子どもっぽく見えるし、色気が出ないから、と髪を伸ばした理由を説明していました。何でも中田君が髪を伸ばしているらしい、と聞いて「じゃあしばらく会わなくていいやー」と言ってたそうです、小杉さん。よっぽど短髪がお気に入りだったんですね。

話題はアルバムタイトルに。「薔薇とダイヤモンド」、こんなタイトル誰もつけない。マルコシアスバンプとイエローモンキーが一緒にいた時代でもない!と断言されてました。
前作からこれだけ時間がかかったのはビジョンが明確になるまでに時間がかかったから。やりたいことはあったけど、それが自分に似合うかどうか迷ってた、だそうです。
今作で自分としての一番言いたい部分はどこ?と原島さんに質問され、ロックはこうあってほしい、という理想形をこめられたかなーと思う。と答えていました。
次のビジョンが定まらない、自分が混乱している時に作品を出しても人に伝わらないからね。リリースタイミングを決められてなかったのがかえってよかったよね。と原島さん、小杉さん。でも、あと2、3ヶ月開いたら怒られるよねー、とも言われてしまいましたが。

ライブもよくやってたよね、という話になり、最近4人になってハンドマイクで歌うこともある、と中田君が言うと小杉さんも原島さんも驚いていました。だけど2人とも「今って意外とハンドマイクっていないよね」などと好意的でした。
ハンドマイクで歌うのは面白い?と聞かれて、全部ギター持ちたくないくらい楽しい!と答える中田くん。小杉さんに「楽しめてるのが素敵ね。でも、今日一番びっくりした」といわれていました。
ここからDJの2人が熱く語りだします。
メンバー同士で演奏中に顔見合わせたり、ボーカルがずっと床を見てるのは嫌だね。正面向いて水を飲むな、ステージ上でパンツを上げる人はやだー、と出てくる出てくる。中田君は「参考になります!」としばらく聞き役に廻ってました。水を飲むにしても後ろで飲むとか、かっこつけはどこかに必要だよね。生活観をステージに持ち込むのはよくない!という原島さんの言い分に中田君も大いに賛同。ステージは上から見下す感じでやらなきゃだめですよね、と。

最後にツアーの話。ハンドマイクで歌う中田裕二に相当な興味を示している様子の2人。これでハンドマイクは1曲だけ、とかだったら怒るよ。即楽屋行く、と息巻いてました。
厄を引き受けに行ってあげて、と最後にまた厄年ネタに戻ったところで『螺旋階段』がかかって終了。



はー、面白かった。