CAST
解散について触れている唯一のインタビュー記事が掲載されている、ということで購入。
木村さんの単独インタビューでした。内容は大雑把にまとめると
- 解散を意識しはじめたのは「CLUTCH」以降くらいから。でも、ツアーに出て新曲を作って、という繰り返しができるうちは続けられた。
- 「BLACK BERRY BED」のツアー終了後には次へ向かう気持ちが全く湧いてこなかった。
- 2005年に入った辺りから一人で悩んでいたけれど、3月頃になって赤羽根氏に相談した。
- その後、3月3日にメンバー全員で話し合いの場を持ち、解散を決めた。
- 2〜3年休む、ということも考えなくはなかったが、その後に今よりいい状態で復活できる確信がなかったから解散を選んだ。
- メンバーとの関係が悪くなったから解散、ということは一切無い。
- 次の活動に関しては全くの白紙。hurdy gurdyならいつでもやれそうだけれど、やっぱりバンドをやりたい。
という感じ(かなり端折ってます)。
実はゼペット解散については確かに悲しいことではあるけれども、8/14で全てが綺麗に終わったとも思っていて、あまり引きずってなかったんですね。思い出して感傷には浸るけれども。だから、この記事を読んでも「解散を意識したのが『CLUTCH』からって随分前だなぁ」くらいの感想しかないです、申し訳ないことに。イエローモンキーの時はぐずぐず考えて大変だったのにね。
でもそれは最後のライブをちゃんと「最後のライブだ」と認識して見られたかどうかが大きいと思う。イエローモンキーの時は「とりあえず最後」なのか「本当の最後」なのかがわからないまま、「とりあえず最後」だと思いたい頭で見て、聴いてしまったので、3年以上経ってから「あれが最後でした」「…そりゃないよ」っていう。一方、ゼペットは「これが最後だ」という覚悟で目に焼き付けて耳に封じ込めてこれたから、解散という事実をきちんと受け止められたのだと思うのです。この差は大きいよ、やっぱり。
hurdy gurdyのライブ決まりましたね。行けないけど。