読書の秋…になるといいけど

クレジットカードのポイントが少したまったので本2冊と交換しました。

会社の渡世

会社の渡世

これと
ファースト・プライオリティー (角川文庫)

ファースト・プライオリティー (角川文庫)

これ。

インターネット書店の支払いにポイントを充当、という使い方ができるみたいです。これはいい。またポイントがたまったら本にしよう。
…といきたいところですが制約が多いのも確か。一番きつかったのは「24時間以内に出荷可能」の本しか選べない、ということ。それさえなければ2冊とも山口瞳にしたかったんですけどね。

山口瞳を読み始めたのは大学3年の終わりくらいだったと思います。「礼儀作法入門」という著作があって、それを就職活動の足しになるかと手にとったのがきっかけでした。実はそういった目的には全くそぐわない本だったのですが、それでも「一人の大人として生きていく気構え」といったようなものを何となく読み取って、他の著作にも手を伸ばし出しました。

おそらく若い女性はあまり読まないんじゃないかと思うんですね。ちょっと古臭くて説教じみたところもありますし。それでも私がここ数年間ちまちまと読み続けているのは何故かと考えてみると、「憧れ」の気持ちがあるからじゃないかと。東京生まれ東京育ちで、とてもカッコいい大人の男。自分は絶対になれないその存在に憧れて、少しでも多くのことを吸収したくて1冊、また1冊と読むのだろうなぁ、と思います。


一方、山本文緒はいかにも若い女性好み、という感じですね。彼女の著作は社会人になってから読み始めました。とは言ってもまだ3〜4冊しか読んでないですけど。


温かい珈琲を飲みながらゆっくり読書、なんて学生の頃は当たり前にしてたけど、あれって贅沢な時間だったなぁ(泣)