2006/7/11 ココロノオト〜夏夜の夢編〜@名古屋CLUB ROCK'N'ROLL

とりあえず何かしら書き残そう。
5月にMTVで「花模様」のPVを見て気になりだしたmonokuro。遂にライブを見ることができました。
仕事が終わって駆けつけたものの、見事に道を間違えたため到着した時には既に2バンド目が最後の曲を演奏中でした。暑い…喉乾いた…とひとまずドリンク交換。えらく愛想のいいお姉ちゃんにドリンクを出してもらって後ろに下がろうとしたら、ひょろっと背の高い男性とぶつかりそうになりました。monokuroボーカルギターの磯谷さんでした(そんないきなりの遭遇!)巧みにかわして外に出て行かれたのですが、まさか本人とは思わず、「でもボーダー着てたしなぁ…あんなに背高いのかなぁ…」と考えつつドリンクをちびちび。戻ってきたところで本人と確認し(顔が見えた)にわかに緊張しはじめました(バカ)
椿屋を見始めた頃に痛感したのですが、私は本当に小心者です。と言うか、場慣れしてなさすぎ(苦笑)物販に中田裕二がいる!と驚いて逃げるように帰ったり、でも今度こそは!と覚悟を決めてサインを頼むも、完全にタイミングがずれていて微妙な空気を生んでしまったり、だから最近物販に出てこなくなって心底ほっとしているのですが、あーやっぱりこういう状況ダメだ。ステージの上にいるはずの人がその辺にいる、っていうのがダメだ。必要以上にどぎまぎしてしまう。
…と、若干話がわき道にそれましたが勝手に緊張しながら3バンド目を鑑賞。weenie radio shopという四日市のバンドだったのですが、声に特徴があってなかなか良かったです。後半は緊張がピークに達してきてあまり耳にはいっていなかったのですが。…だってさぁ、楽屋らしき扉の向こうからちらちらちらちら出てくるんだもん(だから落ち着けってば)

そんなこんなで次はmonokuroの登場。セッティングに出てきた磯谷さんを見て「女の子みたい…細い…」とかまたしてもどぎまぎしながら会場中央の一番後ろへ移動(それまでは入り口付近にいました)この日会場の中にいたのは20〜30人ほどで、しかもお客さんかと思った人がパス着けてたりして、普通にチケット買って来ている人の数は20人いないくらいかもしれません。まぁ、とにかく空いてた(笑)空きすぎてて前の方に行けなかった私はやっぱり小心者だ。
後ろの壁に張り付くようにして1曲目を待っていました。ベースの塩井さんが音だしで「花模様」のイントロ弾いてたなぁ。
そして1曲目は「花模様」。今回monokuroのライブを見るにあたって一つ心配していたのが「生で聴いたら歌や演奏が下手だったらどうしよう」ということでした。でも、そんな心配は無用でした。とりあえず1曲目は「あぁ〜CDと一緒だぁ」と安心して、浮かれた気分で聴いていました。
それが2曲目から段々雲行きが怪しくなってきて。と言っても悪いほうにではなく、いい方に。CDで聴いて想像していたよりもずっと強くて色の濃いものがそこにありました。ステージはすぐ近くにあるのに、そこで鳴らされている音は距離も時間も遠く離れた場所から聞こえてくるような、そんな不思議な感覚がありました。後ろの壁がなかったら危なかったかも、と思うほど圧倒されてしましました。
3、4曲目は「idea」収録曲の「知人」「メンソウル」。これもCDとは全く化けてしまっていて、渦を巻く音の向こうにぽつんと弱さや儚さが垣間見えるような、とても危ういバランスの上に成り立っている音でした。…まさかあんなに髪振り乱してギターかき鳴らして唄う人だとは思わなかったよ…
最後の曲は「idea」未収録曲。ただただ呆然と見て聴いていました。
MCはぽつぽつとそれなりに。これは結構想像通りでした。「皆元気ですかー!モノクロでーす、イェーイ!」とかいうキャラじゃなくて良かった(笑)

何と言うか、もう完全に打ちのめされた感じです。初めにいた場所に戻ってぼけーっとしていたら、最後のバンドの演奏が始まる少し前くらいだったかな?物販に磯谷さんがのっそり現れたのですが、近づけないよ!…勝手に「近寄んな、話しかけんなオーラ」を捏造した私が悪いのか(反省)
…DVD欲しかったな(だったら行って買ってきなさいよ)でもさ、最後のバンドがあんまり好みじゃなかったし、時間も遅くなってきたから帰りたかったんだよね。でも物販も同じフロアに(というかステージ脇/一応壁はある)あるから声かけても聞こえなさそうだったしさ…とぐちぐち言い訳をしながら帰りました。


次に名古屋に来るのは9/15。行けるかな?行きたいなぁ…