1年、経ちました

本当は昨日のうちに書いておきたかったのですが、「あるある大辞典」で見た快眠法(氷枕で後頭部を冷す)を試したらぐっすりと寝込んでしまい、今日になってしまいました。いやー、あれいいですね。エアコン無くても寝付けます。


さて。1年経ちましたね。やっと1年。まだ1年。
大学生の頃に行けるだけライブに行っていたので(そういえば遠征はしたことなかったなぁ)「もっと見たかった!」という悔いはそれほど残っていないのですが、ゼペットのライブはもう絶対に見られないという現実はやっぱり重いです。毎回毎回を楽しい、満ち足りた気分で見られていたわけではないけれど、それでも私はゼペットのライブに何かしらの意味を求めて足を運んでいたわけだし、それは全く無駄ではなかったと思う。
…ライブで吐き出される轟音が耐えられない心境だった時も正直ありました。千葉から新宿や渋谷まで行くのが面倒だ、と思う時もありました。でも、時間が近づくにつれていてもたってもいられない気持ちになって、結局はライブ会場に向かっていた。
一度だけ、本当にどうしようもなく気分が落ち込んでいてライブを見ているどころではなかった事があったのですが(WINOと競演したイベントだったかな?)それでもライブを見てしまえばそれなりに気分は復活するんですよね。音の波に呑まれてその場の空気に身をゆだねているうちに「あぁ、とりあえず今はこの場を楽しもう」という気分にさせてもらえた。何も問題は解決していないし、家に帰って朝が来ればまた昨日までと同じ日々が始まっていくのだけれど、それでもその時その場でだけは色んな事を忘れていられた。
「GETAWAY? SEACH ME」を聞いて、その歌詞を自分の状況と重ね合わせて涙目になったり、よくしてました(苦笑)何かね、色々悩んでいたんですよ。あの頃は。学生生活のあれやこれやとか、就職とか。


そんな人生の分岐点に立って途方にくれていた頃の自分が聴いていた沢山の曲を、今も私は聴いている。その時その場で、というライブの醍醐味は味わえなくなってしまったけれど、それでもずっと聴きつづけている。やっぱり私はゼペットが好きなんだ。今でも大好きなんだ。きっとこれからも好きでい続ける。
10代から20代にかけての強烈な思い出と一緒になっているんだから、忘れられるわけないよね。



でも、好きなバンドの解散ってものにはしばらく立ち会いたくないなぁ…(しみじみ)