3周年

おめでとう、でいいのかな。
椿屋四重奏」発売からまるっと3年の月日が経ちました。長かったですね、本当に。

突き刺すロック
漲る初期衝動を紅き血潮に。椿屋四重奏、見参。

3年前に私の目を引きつけて離さなかった真っ赤なフライヤーにはそう、書いてあった。発売から少し経った9月の初め頃。気になって仕方なくて捨てられなかった。いつもなら貰ったフライヤーなんてすぐに捨ててしまうのに。

少年的なスィートさよりも青年期の色気が滲む歌声の持ち主である中田〜

どんな声なんだろう、そう思って聴いてみたらあの声だった。やられた。

今後、剣豪に至るであろう若武者の、最初の一振りの切っ先鋭さをまずはライヴやこの作品で吟味いただければ幸いだ。

その一振りにざっくり斬られてしまったんですね。

本当にこのフライヤーには感謝しています。当時の椿屋四重奏の魅力を余すところ無く伝えている紹介文だと思います。この文を読んで、ミニアルバムを聴いて、ライヴを見て、何もがっかりさせられることはありませんでした。
中田くんの声は本当に色っぽかったし、ライヴでの挑みかかるような勢いはまさに若武者のようだった。たった1枚のフライヤーに引っ張られてここまで来てしまいました。どうしてくれるんですか、本当に(笑)


来月には「トワ」が発売になってツアーも始まります。若武者達の風貌もすっかり変わって、人数までもが変わっているけれども、それでも根底にあるものは変わっていないはず。…はず、だよね。
妙なコメント映像で色々と波紋を巻き起こしているので、ちょっと不安になってしまいましたが、きっと大丈夫だ。大丈夫。大丈夫大丈夫…


とにもかくにも3周年、おめでとう。そしてありがとう。