TOUR 2006 THANK YOU YOSHII KAZUYA@大阪グランキューブ

自力でチケットを取ることはできませんでしたが、有難い事にチケットを譲っていただけることになり(しかも母と2人分!)行って来ました、大阪グランキューブ。
もう、とにかく行って良かった!行けて良かった!

生で吉井さんの姿を見るのは2004年のメカラウロコ15以来、純粋にライブで、ということになると2001年のメカラウロコ8以来。ソロになってからは勿論初めて。
そのせいで色々ぽかーん、とさせられてしまうこともあったけれどトータルで見ればやっぱり彼はロックスターでした。そこにいるだけで絵になってしまう。

(以下、12/13追記)
オープニングで突如現れたKREVAに吃驚。なんじゃこりゃー!(笑)そして瞬時に盛り上がる会場にもビックリ。うーん、さすが。
そして、ステージの上には待ち焦がれたあのロックスターの姿が。うわぁ、やっぱり格好いい。別格だ。別世界の人だ。

一曲目は「I WANT YOU I NEED YOU」。…こんな振り付けがあったんですね。「悲しきASIAN BOY」の敬礼並みにバチッと揃った周囲の動きに圧倒されつつも目は吉井さんに釘付け。…と、左手に目が止まりました。「手袋してる…か?」一瞬怪我でもして包帯グルグル巻きなのかと心配しました(バカ)。隣の席で見ていた母に終演後確認しても「私はエマちゃんしか見ていないから知らない」とつれない返事。今回チケットを譲っていただいた方が翌日は超良席で堪能される、ということだったので確認を依頼したところ、やっぱり手袋だったそうな。決して目がいいわけではないのに何故そんな細かいことが見えたのでしょう…「久し振りの吉井さんを目に焼き付けたい」という思いが一時的に視力を上昇させたとか?(あり得ないから)
格好いいよー、うーわー、格好いいー、と手袋を確認した以外は思考が停止したまま1曲目終了。

(以下は12/24に追記。時間が経ちすぎているので大幅に端折ります)
その後2、3曲目まではとにかく吉井さんの姿を生で見られていることに感激してしまって、うっかりすれば泣きそうでした。あー、やっぱりこの人はロックスターだなー、格好いいなー、なんてことをボーッとなった頭で思っていました。
でも、ライブが進んでいくにつれて感激に戸惑いが加わるようになってしまいまして。楽しいのは楽しいんだけど、なんだかなーって。
イエローモンキーの曲をやってくれることは嬉しかったし、会場もめちゃくちゃ盛り上がってはいたのだけど、「だったら再結成してくれればいいじゃん」と思ってしまいました、実は。それとこれとは話が違う、ってことも十分わかっているのですが、それでも、ね。きっと私がイエローモンキーという幻想にいつまでも縋っているのが悪いんだろうけど、ちょっとスッキリしないものが残ってしまいました。あー、もう吉井さんはそういうことも全部振り切っちゃってるんだろうなぁ…と置いてきぼりを食ったような気持ちでした。「バラ色の日々」の歌詞も「長い鎖を引きちぎっても」と変えて歌っていたしね。
あとはですねぇ…MCってあんな感じでしたっけね?「あれあれぇ?」と驚いてしまいました。関東の人が言わない関西弁、とか大阪ならでは!というものもあったのでしょうが。母と二人、きょとーんとしてしまいました。


…でもね、総合して考えればやっぱり凄いものを見たな、と思うわけですよ。声の調子は決してよくなかったけど、それでも十分満足させてもらいました。圧倒的な存在感と、それを演出する完璧なショー。こういうのを早く椿屋でも見たいなぁ…と一瞬だけ思いました。そしてそれと同時に、これは吉井さんが10数年かけて手にしたものなのだから、それを今の椿屋に求めるのは酷だよねぇ、とも。
とにかく圧倒されました。魅せられました。お腹いっぱいです。


せっかくチケットを譲っていただけたのだから、ちゃんとしたレポを書くべきだったのでしょうが、自分が風邪をひいたり公演延期の騒ぎがあったりで延び延びにしてしまいました。しかも挙句の果てにこの程度の感想文で誤魔化す、という(苦笑)
本当に本当に楽しかったです。いいもの見させてもらいました。ありがとうございました!