トロロロックフェスティバル

何だか微妙にアウェイ感の漂うトロロロックでした。
中田くんの喉の調子も微妙。いえ、もうほぼ治ってると思うんです。ただ時折声がかすれたり鼻声気味になるのが先月の不調を引きずっているのか、一時的なものなのか…多分後者だと思います(思いたい)
あ、たかしげがフードの中で髪を結んでました。…あれこそがエロス(笑)
セットリストはLOVER幻惑成れの果て、キーボードをいれて紫陽花恋わずらい螺旋階段でした。
恋わずらいの間奏でハンドクラップを促すのが大層素敵でした。
久々に見たらやっぱり格好いいな、椿屋は!

ここまでが現地で芝生に座り込んで更新した分。会場が野球場なので、青々とした芝生が広がっていました。あれは気持ちいい!砂っぽくなることも勿論なく、ごろーんと寝転がる人続出でした。

続きは追記にて。

機材トラブルなどのため少しずつ少しずつ時間がずれ、椿屋登場の頃には約一時間ほど遅れていました。周囲では「電車がやばい…」なんていう声もちらほら。郡山まで帰れればいいもんねーと高をくくっていた私は後で呆然とする事態に遭遇するわけですが、その件については後記します。
ランクヘッドの時からスタンディングエリア前方に入っていって(「夏の匂い」良かった!あの曲には確実に涙腺を刺激されます)転換の時間でぐぐっと前へ…あれ?思ったほど行けない。そう、ステージ前にはトリのバンド目当ての人が相当数いたのです…(泣)しかも立ち止まった時点で目の前に長身の男性!(号泣)「椿屋終わったら抜けるからさぁ〜ちょっと変わってくれないかねぇ」と念を送っていたのが通じたのか何なのか、ライブが始まるまでにはその男性が視界の外にいってくれました。

サウンドチェックに出てきた中田くんがマイクの前に立った辺りから不安が最高潮に達しました。出てきたってことは歌える状態なんだろうけど、でもどうなの!?と。そして、いつも通りのいい声で「ハーアー」と声を出しただけで少し涙腺が緩む私ってどうなんですか。何だかんだ言いつつも心配だったし、不安だったんですよ。もし、中田くんの声が元に戻らなかったらどうしよう、って。アホなファンですみませんね。
頑張りすぎるな、と言われて手を抜ける人じゃないし、一人で全部抱え込むな、と言われてすぐに「じゃあ…」とできる人じゃない(と思う)から、治りきってないうちに無理してないかなぁ、と不安になっていたんでひとまず安心。

さて、ライブ。
始まった瞬間に流れ出すアウェイな雰囲気。うーん、やっぱりこの人たちのお目当てはあっちか(苦笑)ほら、りょうちん出てきたよ!プリンス出てきたよ!…周り反応なし!なぜかやっちん登場の時に黄色い声が上がっていたのですが、あれは何ですか。悲鳴ですか(酷)中田くん登場の瞬間にはそれなりに歓声が。最近ワンマンにばかり行っていた者にはキツイ状況でした。

でも、そんな沈んだ気持ちを一変させるサプライズがあったわけです。結構風が強かったので、たかしげのフードがすぐに脱げてしまったんですね。そしたら…たかしげが髪結んでた!あれ何?どんなエロス?しかもライブが終わった途端にあのしらうおでほどいてたんですけど!直視できないですよね。したけど(笑)中田裕二のノースリーブ黒シャツが完全に霞みました。

一曲目は「LOVER」思えばライブで聞くのは初めてでした。「求めるだけ意味が削がれていくことを」、あの箇所の歌い方がCDで聞いてもかなりツボだったのですがライブで聞くとさらに荒々しいというか切迫感があるというか…いいですねー。あれ好きです。
そして一曲歌い終えたところで中田くんがフーッと息をついていたのが印象的でした。…良かった、歌えて(泣)

続いては「幻惑」。周りが盛り上がらないこと盛り上がらないこと(苦笑)腹が立ったので一人で大声出して飛び跳ねてやりまし…た、と行きたいところですが、付近にもう一人同じテンションだった人がいたらしく空中でぶつかりました。どーもすみませんでした。
お次は「成れの果て」これ、結構意外でした。

キーボードの方が出てきて「紫陽花」。この時に少ーし危なっかしかったんですよね。時々、本当に時々なんだけど声が掠れていたような…でも、曲中や曲間で咳き込んだりしている様子はなかったので、まぁ大丈夫なんでしょう!(もう、そういうことにしちゃおう)
この曲の後で「ちょっと雰囲気を変えてみましたけど、どうですか?」というようなMCがあった…ような気がします。MCの内容をいつにも増して覚えていません。その後で「夜の野外は初めて。似合うと思うんだけど、どう?」みたいなことを言って、観客からちらほらと(苦笑)「似合うよー」と反応があったことは覚えています。あ、それと「恋わずらい」に入る前に「18歳未満は…」と言って追い払うような仕草をしていたのも辛うじて記憶の片隅に…

で、「恋わずらい」。これもライブで聞くのは初めて。曲の終盤で一旦無音になるところがありますよね。あれがキッチリ再現されていてゾクッとしました。この時には声の不調も気にならなかったので、気のせいだったのかなぁ…だったらいいんですけど。

最後は「螺旋階段」もうね、前にいた女性が微動だにしないんですけど、そんなの知るか!とか若干キレ気味に思いながら久々の椿屋を、ライブを堪能しつくしてきました。考えてみたら7月に行きたかったライブを2本とも断念したんだもんなー。椿屋どころかライブ自体が8ヶ月ぶりでした(泣)駆け足でメンバー紹介をして、「キングオブセクシャルビート、椿屋四重奏でした!」で〆。あー、やっぱり椿屋かっこいいなー。満足です。あのどうしようもないアウェイ感を除けば。


トリのバンドは見ずに、早々にバスに乗り込む…がなかなか発車しない。運転手さん曰く「電車の時間に合わせて動かすからねぇ〜」とのこと。しかし、駅に着いてみると次の電車が30分後。これ如何に?…福島方面に帰りたい人にはピッタリの時間だったんですね、これが。郡山に帰りたかった私は呆然。じゃあ、1本前は何分だったんだ!?と時刻表を見て更に呆然。何だ、このあっさりした時刻表は…2時間に3本くらいしか電車来ない!

仕方ない、待とう…普段、便利な生活に慣らされているので30分も電車を待つのは退屈でした。

あ、もう一つビックリしたことが。会場でチラホラ聞こえた「暑いねー」の声に私は耳を疑いました。…全然暑くないんですけど、ここ。これで暑かったら、愛知県来たら溶けちゃうよ。



まぁ、あれですね。早くワンマンで見たいなーってことです。「螺旋階段!」「イェーーーイ!」って盛り上がりたい、ホントに(泣)