重力ピエロ/伊坂幸太郎

重力ピエロ (新潮文庫)

重力ピエロ (新潮文庫)

福島への往路で読了。ガッチリと作りこまれたストーリーで、小説の面白さを堪能しました。
でも、あまりにも全てが上手く行きすぎかなーとも思ったり。あんなにも全てのことに意味がある、なんてことは現実にはあり得ないですよね。
まぁ、それがフィクションを読む醍醐味だ、と言ってしまえばそれだけなんですが。


ところで、この作品に映画化の話があるとか?キャスト等は発表されていないようです。
実は、映画化の話を知らない時点で母と「勝手にキャスティング大会」を開催しておりました(たまにやってます。ちなみに母もこの作品を読了)
「春(主人公の弟)は藤原竜也だね」と言った直後に「あ、違う。山田孝之!」と言い直した母は山田孝之のファンです。ファンの贔屓目だ、完全に。どう考えても藤原竜也の方が春だろうに。

更に他のキャスティングも考えてみた結果、
泉水(主人公):オダギリジョー
父:小日向文世(回想部分は頑張って若作りしてください)
母:伊東美咲(若くして亡くなってる設定なので…)
葛城:真田広之
黒澤:椎名桔平(か、渡部篤郎)
郷田順子:柴咲コウ
…となったのですが、どうでしょう?
しかし、つくづく阿呆な母娘ですね(苦笑)