砂漠/伊坂幸太郎

砂漠

砂漠

帰省中にほぼ一気に読了。
東西南北の一字をそれぞれ名前に持つ4人とヤマセミ頭の鳥井(鳥居だったかも)の5人の大学生の春夏秋冬がテンポよく描かれています。正直なところ、麻雀の話はわからなかったのですが、どうして大学生という生き物は麻雀に走るのでしょうか。私が通っていた大学の周辺にも何軒か雀荘があって、主に男子学生が吸い込まれて行っていました。そして話のポイントとなる部分に麻雀が深く関わってくるのですが、そこはルールがわからなくても楽しめるのでご心配なく。
伊坂作品ではお馴染み(と言ってしまっていいと思う。これだけ頻繁に使われていると)のトリックにまんまと嵌ってしまいました。やられたー