あぁ、もう！

もどかしい思いでいっぱいだ。そして情けなくて泣けてくる。

私はその場にいたわけでもないし、他人様にライブでのマナーについてとやかく言える程偉くもないけれど…でも、これはあんまりだ。

今回の件とは違うのですが、ライブでのマナーってことで常々気になっていたことがありまして。あのー、髪の長い方が頭のてっぺんとか後頭部にお団子作るのってアリですか？私は女性の平均よりちょっと長身なので、後頭部(相手の身長によってはてっぺんでもですが)に作ったお団子が口の高さに来るんですね。想像してみてくださいよ、他人の髪の毛が口につくんですよ…おぉ気持ち悪い。あと、同じく長髪で全く結わえてない方も困るんですよね。汗をかいた腕にぞわーっと張り付いて、これまた気持ち悪い。下北の時は半袖の上に薄手の長袖を羽織っていて、暑いから袖を捲りあげたかったけれど髪の毛が張り付くのが嫌でずーっと長袖のままでいました。で、油断してたら別の方のお団子が口元に…自分は子供の頃からショートカットなので長髪のまとめ方がよくわからないんですが、まぁ何かしらやり方はあるんだろうなぁと思うんですよね。本当にこれは気持ち悪いので何とかしていただきたいです。
それとヒール履いて前方に来るのは本人も周りの人も危ないからやめてほしい。ライブが盛り上がってくるとスニーカーでいても足元がおぼつかないことがあるのにヒールなんて危ない危ない。多少目線が上がって見やすくなるのかもしれないけれど、怪我したりさせたりしたらどうしようもないですからね。これも気をつけてほしいなぁ…ととやかく言える立場じゃない、とわかっちゃいるけど言ってみる。

結局はね、想像力なんだと思います。自分がする行動が周りにどういう影響を及ぼすか、それをちょっと考えてみれば自ずとわかってくることなんじゃないかな。人が密集して不規則に動く場所で自分も周りも安全に気持ち良く過ごすためにはどうすればいいか。それは何もライブ会場だけに限った話じゃなくて混んだ電車の中とか人通りの多い場所を歩くときとか、色んな場において考えなきゃいけないことなんだろうな。今日もさ…雨の中新宿まで買い物に行ったんですよ。みんな傘さして歩いてますよね。そうしたら何がどうしてそうなったのかわからないんですが、斜め後ろを歩いていた女性が私の肩に自分の傘をすりつけるようにして追い抜いて行ったんですよ。追い抜くのはいいよ、でも傘を肩に当ててくってどうなのよ!?とひとり心の中で憤慨しておりました。都営地下鉄の駅に「江戸しぐさ」なるものを紹介した広告があって、傘をさしてすれ違う時はお互い相手の反対側に傘を傾けましょう、というのがあるんですね。真逆だよー(傘、冷たかった…)
閑話休題。
まぁね、ちょっと考えればわかるようなことはちょっと考えてみてくださいよ、と椿屋のライブ会場では決して若い部類に入れない27歳がぼやいてみました。

初めてライブハウスに足を踏み入れる時なんてわからないことだらけだと思う。だけどわからないならわからないなりに考えて、いきなり前に突っ込んで行っちゃうんじゃなくて、ちょっと後ろの方とか脇の方とかによけてみて、どんな感じか見てればわかると思いますよー。私も初めてライブハウスに行った時は入場の仕方すらわからなくて、近くにいた話しかけやすそうなお姉さんに聞いたもん(笑)中に入ってもどこがステージだかわからないまま適当に端っこの空いてるスペースに立ってたらスピーカーの目の前だったという…(泣)でも、そうやって失敗したり恥かいたりしているうちに要領がつかめてきて、「今日はちょっと荷物持って来ちゃったから後ろの空いてるスペースで見てよう」とか「荷物は全部ロッカーに入れたし体調も完璧！よーし前行っちゃうぞー」とかその時その時にふさわしい楽しみ方ができるようになってくるんじゃないかな。
今回中田くんが言ってるのはこういうこととはまた別の問題なんでしょうが、これもね、積もり積もれば誰かを嫌な思いにさせてしまうことですから。

ライブの主役はあくまでバンドなんだぞー、と最後にもうひとぼやきしてみる。