山口瞳の行きつけの店/山口正介

「ぼくの父はこうして死んだ」という涙なくしては読めない一冊があるのですが、こちらもなかなかどうして鼻の奥がツーンとなります。
世の中で自分の父にとっての子供も、母にとっての子供も自分しかいないというのは結構重い。二人の大切な人の最期を自分一人で看取らなければならないというのは相当辛い。それが宿命づけられている一人っ子は実は大変なんだ。
なんてことを思ってしまった。

参考までにこちらもリンク貼っておきます。

ぼくの父はこうして死んだ―男性自身外伝

ぼくの父はこうして死んだ―男性自身外伝