日曜日の万年筆/池波正太郎

日曜日の万年筆 (新潮文庫)

日曜日の万年筆 (新潮文庫)

「物事に期待をせず、自分の仕事の質をみがいて行く」

金曜日に部の定例ミーティング(とは言っても参加者は4名)があって、そこでつくづく嫌になるようなことがあった。会社でナンバー2の立場にある方が私が所属している部の部長なのですが、本当に何を考えているのかわからない。人のことを馬鹿にし過ぎている。こんな人がナンバー2にいるんじゃ会社がおかしくなってしまう、と悔しくて腹立たしくて泣けてきそうだった。だけどミーティング終了後に、実質的に私の上司である方(4人しかいない部署で実質的な上司も何もあったもんじゃないけど)が「まぁ、うちは(ナンバー2を除いた)3人で頑張りましょう!」と仰ってくださったので、何とか気分を切り替えて。それでもやっぱり釈然としない思いを抱えつつ読んでいたらぶつかった言葉。思わず何度も読み返してしまった。

野音で卓郎が「今日悲しいことがあった人いる?」と言った時、よっぽど手を挙げようかと思ったけど、悲しんでいる暇があったら自分にできることから始めればいい。そう思って手を挙げなかった。「私ってなんて悲しいんだろう、って楽しむこともできるからさ」とも卓郎は言っていたけど、それはもっと私的なことで試してみるよ。

やるよ。