8/1 ROCK IN JAPAN EES.2009(a flood of circle/THE BAWDIES編)

a flood of circle
「JAM」の余韻に浸るのもつかの間、LAKE STAGEより更に遠いWING TENTへ移動だ!何曲聴けるかわからない、でも行かないわけにはいかない!

WING TENTの中に飛び込んだ時は「ロシナンテ」の途中でした。あぁ…本当に岡庭くんいないよ…と噴き出す汗を拭いながらステージ上にある現実に打ちのめされる…はずが、あれ?…わ、渡邊くん?(笑)パッと見では上半身脱いでいるように見えたのですが、よくよく見ると腕に服がひっかかってる状態で。あー、脱ごうとして間に合わなかったんだねーとか思ってたのですが、実はそれも間違いで「Tシャツが何故か真ん中から破れて腕に引っ掛かっていた」というのが正解らしいです。何をしたらそうなるんですか…。
と、まぁ悲しいんだか可笑しいんだかわからないままアンプの上のバッファローを発見して「おぉ岡庭くんいたよ!」とちょっと落ち着いた気分になりました(それで落ち着くのか?)

その次が初めて聞く新曲でした。佐々木くんの枯れた声が活きる曲だなぁという第一印象。

そしてその次は…「プシケ」!イントロを聴いた瞬間に頭をよぎるのは「メンバー紹介どうするんだろう」ということ。そのパートが早く来てほしいような怖いような複雑な心境。でも曲は、佐々木くんの声は今までと変わらずに突き刺さってくる。


「数あるステージの中からここを選んでくれた親愛なる皆さんに俺の大事なメンバーを紹介します!」
…そこに岡庭くんの名前はなかった。当たり前なんだけど、仕方ないんだけど、だけどそこでぐわっとこみあげてくるものがあって、さっき「JAM」で泣いたばっかりなのにまた泣いてしまった。岡庭くんはいない、いないんだ…。
だけどもっとずっと悲しくて混乱しているはずのメンバーが今までと変わらない演奏を聞かせてくれているのだから、せめて泣くのはやめよう。そう思って無理やり笑顔を作ってみた。佐々木くんはニコッと笑うと俄然若く見える。いや、年相応に若く見える。そんな若い佐々木くん達に降りかかったこの混乱が早く収束するといいな。

思えばフラッドに出会ってからまだたったの9ヶ月だ。なのにこんなに思い入れが強くなってしまってどうしようか。バンドはいつか壊れてしまうものだから、そこに自分の思いを込めることはもうやめようと思っているのにやめられない。
どうしようか。


THE BAWDIES
Sea Side Stage遠いよ!
昼間は大混雑だったみなと屋がたまたま空いていたので地ビールを買って、ひたすら歩く。歩く。歩く…それにしても遠いな!ようやく到着するとかなりの人。そして間もなくライブが始まりました。

「あの顔からあの声が出ることが納得できない」というのが今回THE BAWDIESを見ようと思った理由なんですが、実際に見ても納得できない!えー、何であの人からあの声が出るのー??ああいう枯れた声に憧れて猛練習したんでしたっけ?それにしてもあのシュッとした見た目との違和感がとてつもないなぁ…

そして肝心のライブですが。いやー、楽しかったよ。やたらと煽ってくるんだけど、暑苦しい感じはなくって自然と乗せられてしまう。また機会があったら見たいなぁ。



黒猫チェルシー毛皮のマリーズはぼやぼやしてたら見逃しました。ざんねーん。