9/10 BlackHole-Ceremony Event@池袋Black Hole

とりあえず池袋西口怖い。昼間の、それも東口側だったら何度も行ったことがあるのですがあまりにも雰囲気が違う。あー思い出すだけでも怖いわー(どんだけだよ)

と、そんな中(しかも脇道に入ったところ)に新しくできたライブハウスBlack Hole。地下の入口へと続く階段は鏡張りだし、周りは風俗関係の店ばっかりだし、いつも以上にオドオドと入場。階段を降りてすぐ左側の受付カウンターでチケットやらフライヤーやらと受け取って振り返った先の右側にドリンクカウンター。さらにその先左側にフロアーへ入るドアがありました(以上、観察日記でした)
中の広さは…うーん、251より狭いかなぁ。ステージが一段高くなっているのだけど、あまり高低差がない上に柵が無い。あー、これはもしかするともしかするぞ…と危惧していたら1組目のボーカルのお兄さん(間違いなく年下)が飛び込んできただけでした。勢いに任せて飛び込んでおいて「ビックリした?ごめんね」とか謝ってましたね(笑)なんかその方を見ている間中ずーっと「デトロイトメタルシティ」が頭から離れませんでした。クラウザーさんっぽいわけじゃないんだけど(それはそれで嫌だ)漫画みたいと言うか…笑っちゃうくらいに大袈裟なんだけど笑えないと言うか…あ、あんまり言うと余計なこと言いそうだ。これくらいにしておこう。


2組目はNON'SHEEP。どこかで名前を聞いてアルバム(シングルかも)のフライヤーを見たことがあったのだけど、曲は全く聞いたことがなくって。でも今回フライヤーの中に入っていたアンケートを見ると演奏曲が1曲を除いてすべて新曲。こりゃ初めてでも常連でも関係ないじゃーん、とやや前のめりな感じで見て聞いてみました。
もっとずっぽり暗くて救いようがない感じかとおもってたのですが、声のせいかなぁ、そこまで重苦しい感じはしなかった。だけど最後から2番目にやった曲(曲名が書いてあったアンケート用紙がどこかに消えた)の歌詞、あれは重いなぁ。「デパートの屋上でぼんやりしている 踏み外さないかと思っている」って感じの歌詞(いや、全然違いますよ。ニュアンスだけくみ取ってください)で、何かこう積極的に死にたいわけじゃないけどうっかり死んだら死んだでいいやー、みたいな印象を受けたんですけど。究極のなげやり。自分に対する未必の故意。自分の生き死にさえも自分で責任を負いたくないほどの無気力。それを「あーわかるわー」とか言ってられる歳でもなくなったんですが、過去の私に聞かせたらそりゃもう凄い勢いで共感しただろうな、と思った。「死にたい」と「消えたい」の違いですよね。
世代が一つ違ってたらハマってたかもしれないなー。


3組目はUNDER THE COUNTER。ちょっと楽しみにしてたんです、実は。なぜなら女性ドラマーが好きだから!きっかけは間違いなくつばきの岡本さんなんですが、惑星(…からは脱退してましたっけ?)のメンバーで、一時吉井さんの後ろでも叩いてた平田さんも格好いいよなー、とか思っていたりするわけで。で、アンカウの紅一点山脇さんは、そうだなぁ…岡本さんよりは力強い感じかなぁ。なんせ楽器のことは全くわからないので雰囲気でしか語れないのですが、女性ドラマーでも男勝りにバシャバシャ叩きまくる方と女性ならではの繊細な叩き方をする方がいると思うんですね。平田さんは前者で岡本さんは後者。そして私が好きなのは後者の感じ(だから岡本さん好きです、かなり)で、山脇さんはどっちかなぁと考えると後者よりなのかな、と。多分そこそこ身長があって手足も長そうだったので、小柄な岡本さんとはまた違うんだけど、でも相当細ーい方だったのでパワフル!ってわけでもなく。そんなことを思いながら見ていたらつばきのライブが見たくなった。岡本さんが見たい(笑)
あ、あとボーカルの関谷さんが雑誌とかで見ても男前だったけど実物は更に男前でした。池袋に住んでて、仕事も池袋でしているらしく「この辺りは庭です」とか言ってたなー。
また機会があったら見てみたいです。


そして4組目、トリがFOXでした。もうさ、とりあえずセッティングの間ガン見するよね!手拭いにアイロンかけたのかってくらい綺麗に折り目がついてるのとか見ちゃうよね!(やめなさい)
…と、ニヤニヤを噛み殺しながら待つことしばし。異国のお姉さんが(多分)恐ろしい形相で何かを叫んでいるSEに合わせてメンバー登場。

アンドリュー、髪切ったかも(かも、って何だ)。先月の代官山の時は伸びてる上にパーマも取れかけてて、ちょっと悲惨なことになってましたがそれが解消されていたような。また4時間かけてパーマかけたんだろうか。
ヒデオさんとリョウくんには目立った変化はなし。ヨシイさんがボーダーじゃなくてストライプ(地も柄も黒)着てるのは珍しいかな?
で、最後にヨダロックが出てきたわけですがベスト着てましたよ、あのお兄さん。代官山でリョウくんが着てたみたいなの(って言うかまさにそれなのかな)だったんですが、似合ってるのか似合ってないのか微妙な感じでした。いや、悪くはない。ただ妙な違和感があるような無いような(それくらい微妙)…まぁいいか。

「キリカ」1曲目は定番ですねー。イントロのあの部分に来ると「FOX LOCO PHANTOMです!」が脳内で自動再生されるほどに。
その次の「しゃれこうべ」は新曲。確か先月もやってる。聴きとれた歌詞でタイトルを判断したんだけど、どんな歌詞だったか思い出せない自分が悔しいです(苦笑)何だったけなぁ…
モグラダイーブ!」とヨダロックが言った瞬間に思いっきり噴いてしまってスミマセン。マグロじゃないですよね。モグラモグラモグラ…はい覚えた!(適当)

ロックバンドは下北と高円寺に集中しがちだけど池袋も盛り上げて行きたい!みたいなことを言ってたのはこのタイミングだったか。
「お前らブクロにはあんまり来ねぇのか!?まぁ俺もあんまり来ねぇけどよ!」…って、えええええ!(笑)代官山より池袋って感じするけどなぁ…って勝手な印象で言ってますけども。
あれ?お触りパブの話したのはここじゃないよなぁ。告知はいつだっけ?あー、もう記憶力がなさすぎる!

このあともまたまた新曲。「人間中毒」はさすがにもう覚えました。その後の「愛想レーション」はワンマンでやってましたね。アウトロがブツッと終わる曲(酷い説明だな)
こうも立て続けに新曲をやられると嬉しいんだけど、何だか落ち着かない。そんなソワソワした気持ちが「東京ロックス」のイントロを聴いた瞬間に一気に払拭されました。あ、今日は天井にマイクスタンドが届いてる!(どこ見てるんだよ)
と、ここで珍しく(私が見た中では初か?)演奏中断。ヒデオさんに何かしらトラブルがあった様子。それでもそこで完全に無音にしちゃうんじゃなくて、セッションみたいな感じで音を繋いでたのは格好よかったなぁ。いつか見たドーパンもそうだったよなぁ。スターが「俺たちは音を止めねぇ!」みたいなことをそれはそれは格好よく言い放っていて、あぁまさにスターだなぁと思ったものです。またいつかどこかで見たいなー。
で、FOX。トラブルも解消されて「東京ロックス」もう1回。トラブルがあって演奏中断やむなし、ってなってもああやって凌げばいいんだよー、とつい何かを思い出してしまったりもしたのですがとりあえず今はこの場が楽しすぎるー!やり直しになっても「あぁ2回聴けて得したなー」と思わせたもん勝ちですよね。
そして「妄想ガール」「青いライオット」と来ればステージ前は大変なことになっておりましたよ。私はいつものように端からそれをウヘヘと見ているんですがね。

いや、もう楽しかった!トリなのにアンコールなしは残念だったけど、22時過ぎてたしね、仕方ない。最後の方でちらりと見えたヨダロックのニヤッとした笑顔が全てを物語っていたんじゃないかなー。序盤は割とみんな大人しかったけど、最後なんかメチャクチャになってたもんね。ずっと最前列にいたアンカウファンの男性が気づいたら2列目に移動してたんですが、恐れをなして逃げてきたんでしょうか(笑)

どのタイミングだったか覚えてないMCなど。今回いつもにまして覚えてない。って言うかほとんどMCなかったな。
・入口で配られていたフライヤーを取り出して告知。普通に読んでるだけなのにたどたどしいのは何故ですか。
・「ここの入口が鏡張りでおっ!って感じだろ?それで回り見てもおっ!って。だからちょっと聞いてみたらここは元お触りパブらしいです。…優しい感じで言うとな。そうじゃない感じで言うと…比率的に女性が多いからやめておく。イーエックスお触りパブだ。EX.お触りパブ!だから今日はお触りOKだ!」
・「東京ロックス」か「妄想ガール」で一瞬ヨシイさんとリョウくんが向かい合わせでギター弾いてた。その時にヨシイさんはまぁだいたいいつも笑顔なんだけど、リョウくんもニコーッとしてて。クールビューティー・リョウくんの貴重な笑顔が見られたなぁ、と一人得した気分になってました(笑)
・あ、マリーやってないじゃん!でも物足りない感じはしなかったな。
・写真あった。そういえばカメラ持ったお兄さんいたなぁ。JUICE 23
・ドリンクメニューにレッドアイがあった。ビールだけより飲みやすい(当り前か)
池袋西口、怖いわー