映画ネタ2題

昨日「カムイ外伝」見てきました。
いやー松ケンカッコ良かったー。意外と年配の夫婦が多くてビックリ。原作が古い漫画だからでしょうか。
あとは物語後半になってようやく登場する伊藤英明が反則的なカッコ良さでした。ああいうワイルドな役似合いますねー。
お話としては、ちょっと「銭ゲバ」に通じるところもあるかな、と。世間から迫害されたが故に猜疑心の固まりとなってしまった主人公が、とある出会いを通して人間らしい感情を取り戻していく、みたいな。だけどやっぱり最後は…うわぁぁぁぁぁぁん!
CGが信じられないくらいにショボくて、そこだけが残念でした。


で、今日はテレビで「おくりびと」を。
最初から最後まで泣きっぱなしでしたよ…。目の周りがカピカピになってます。
私にとって初めてのお葬式は父方の祖母のものだったのですが、より印象に残っているのはその翌年にあった母方の祖父のお葬式だったりする。
祖父にはたった一人の(血縁のある)孫ということもあって本当に可愛がってもらっていて、祭壇に飾られた祖父の写真はまだ幼かった頃の私を抱いているものだった。親戚のおばちゃん達が「これが一番いい顔をしてる」と言って選んだ写真がそれだった。画像処理が施されて出来上がってきた遺影から私は消されていたけど、祖父の表情は私がいたからこその優しいものだった(と皆に言われた)
そんなこともあって祖父のお葬式は印象深いし、今日(あ、日付変わっちゃった)もその時のことを思い出してダーダー泣いてしまった。
…映画館で見なくて良かったー(というくらいに泣きまくり)