10/23 フライングレコ発で感情爆発まっくろけ@下北沢CLUB251

ヨシイさんの眼鏡バンド(してますよね?)が優秀過ぎる。


会場に到着したのはThe Jerryがほぼ終わる頃で、入ってすぐのステージが全く見えない場所で転換のタイミングを待ってました。できればステージが見える位置に移動したかったんですが、入口からバーカウンターの辺りだけが(ここ重要)混みあっていて思うように動けず。今回の4バンドの中で唯一の初めてだったのに…残念です。
で、転換のタイミングでドリンクを貰って場所移動。前の方には人いなかったのか…!(後方の混み具合に騙された人がここにいます)


二番手はbutterfly inthe stomach。フラッド@稲毛(そういえばあれが岡庭くんのいるフラッドとしては最後のライブになってしまったんだなぁ…ってこの話題はまた改めて)以来2度目でしたが、ベースの方って眼鏡かけてましたっけ?…まぁ、すぐに豪快に吹っ飛ばしていたので今回もかけてないようなものでしたが(笑)
前見た時はもっと線が細い印象だったんですが、数か月でそんなに変わるわけもないしあの日見た他のバンドと混同しているのかもしれません(ええー)

三番手のThe John's Guerrillaも2度目。とは言っても前回はミイラズ見たさに行ったインストアイベントで一曲しか聴いていないんですが、その時の長い髪を振り乱しながらステージを降りて熱唱する姿が良くも悪くも印象に残っておりまして、期待半分恐怖半分といったところでした(何だよ恐怖って!)
で、2度目に見た感想としては…恐怖消えました!(笑)短時間だとそこまで見る余裕がなかったんですが、ある程度の時間じっくり見ると格好いいですねー。平均身長高めな感じで(お前は結局それか)こちらのバンドもベースの方がメガネ男子だったんですが、彼の眼鏡も無惨に床に叩きつけられる結果に…皆さん、もっと眼鏡を愛してあげてください(泣)


そしてトリはお待ちかねのFOX LOCO PHANTOM。いつものようにステージ前に幕が下ろされていたのですが、これもいつも通り横からは丸見え。瑛太どこだー…って何にも変わってないし!いや、若干短くはなってるけど、短くなってるだけだよ!と、「瑛太風ヨダロック」がただの妄想に過ぎなかったことを安心(え?)したのも束の間。ヨ、ヨシイさん…?何かが違う。さっき入口付近で見かけた時も何となく違和感があったけど、あれ…?何が違…あ、左右の長さが均一になってるじゃーん!見方によっては瑛太に見えなくもないけど、それよりもあの一筋の長髪が!わー、何か物っ凄い不思議だ。ヨシイさんなんだけどヨシイさんじゃない(笑)
とまぁ、瑛太に振り回されている間にも着々とセッティングは進み遂に幕が上が…らない?前の方にいたお兄さんの後頭部に「いません」とか「ヘルプ」と映しだされてる(プロジェクターの初期画面ですかね)のを笑いをこらえつつガン見(やめなさい!)していたら、PVだー!
そういえば告知されてたんでしたっけ?「群青バタフライ」のPVがスクリーンにどどーんと!前の方にいた方たちがしゃがんで下さったのでとても見やすかったです(あれ、どの辺りの人までしゃがむべきだったんですかね?微妙なラインにいたのでちょっと戸惑いました)
基本的にはシンプルな演奏シーンが続くんですが、ところどころにヨダロックのソロシーンがありまして。それも結構なアップで。何だかそれが自分的におかしなツボに入ってしまって直視できない!いや、普通に格好いいんですよ。そこで笑いがこみ上げてしまう私がおかしいんです。歪んだ愛情の為せる業です。どうもすみません。そうかーあのDVDが貰えるんだなー。楽しみ。部屋で一人でにまにましながら見るんだー…なんて思っていたら幕が上がってライブ開始。

1曲目は「群青バタフライ」。おお、今度は生演奏だ(笑)「群青」という単語に過剰反応してしまうアホな椿屋ファンで申し訳ないです。PV→ライブというこの流れがスパーンとハマってて、初っ端からテンションが上がりました。いやー、あの流れ良かったわー(よっぽど気に入ったらしい)
次が「MOGURA DIVE」でしたかね。す、すみません…初めてタイトルを聞いた時の勘違いがいまだに尾を引いています。早くこの呪縛から逃れたい…自分のアホな脳が生み出した呪縛から(苦笑)
新曲、新曲ときて次くらいに既存の曲をやるかなーと思ったら「愛想レーション」とかね!歌詞が完全には聴き取れていないけど、さすがに曲は覚えてきましたねー。あああ、早く歌詞を見ながら聴きたい!

聴きなれたイントロが来た!というわけで4曲目に「TRIANGLE MACHINE」(多分ここまでは曲順も合ってると思うんだ)
いつもより中央寄り、やや後ろで見ていたのでステージ全体の見え方が違って何だか新鮮な気分。でも結局ヨダロックばかり見ているんですけどねー(笑)あ、だけど今回は結構リョウくんも見てました。何気に髪型変えてるし…!とか思ってまじまじと見てたら我が母が愛してやまない山田何某に見えてきて「似てる…か?いや、髪型と髭だけだろ。いや、でもリョウくんも男前だぞ…」としょうもないことを考えてました。どーもすみません。この説を母に聞かせたいところですが「は?これが孝之ちゃんだって?どこが?」と言われるのは目に見えているのでやめておきます。うちの母にとっての孝之ちゃんは超絶美男子なんです。似ている人とか有り得ないんです。髭と髪が伸び放題のむさ苦しい今の姿は別の誰かなんです(脳内イメージは多分セカチューあたり)
話それた。
そう、いつもより後ろで見ていたのでメンバー全員上半身しか見えない(アンドリューに至っては入りと出の時しか見えてない)状態だったんですが、ちらっと見えた時にベルトのバックルがまたとんでもない位置になってたんですけど、あれわざとですか。こだわりですか。て言うか腰細すぎです。丸首のTシャツはいまひとつ似合わない気がするんですが、多分それも腕が細すぎるせいなんじゃないか、とか結局どうでもいいことしか考えてません。すみません。
「TRIANGLE MACHINE」は落ち着く。聴きなれてるから、という意味では。

だけどまた立て続けに新曲でしたねー。フライングとはいえレコ発ですからね、新曲多めになるのは予想してましたがここまでとは…!
しゃれこうべ」と「毒林檎」どちらを先にやったのか記憶が曖昧ですが、「毒林檎」の時にリョウくんがかつて見たことないほど楽しそうに動いてて「意外だ…」と思ったとか思わなかったとか。リョウくんってなーんかクールに直立不動でやってるイメージが強いんですよね。そればっかりでもないんだろうけど。他に動きまくる人たちがいるからかな(笑)
「毒林檎」とか「群青バタフライ」が特にそうなんですけど、めちゃくちゃ「和」ですよね。「百花繚乱」の雰囲気に近いと言うか。アルバム全体で比較すると「CHAOTIC MONSTER」よりも「百花繚乱」の方が好きなんで、今度のアルバムはもの凄く楽しみなんです。進化系「百花繚乱」が聴けるのかなー、と。

そして、そんな楽しみな気持ちを何倍にも膨れ上がらせたのがこの後の2曲。聴き取れた歌詞から推測するに「RAINBOW」と「世界の詩」だと思うんですが、あれ何なんですか!「世界は混沌としていて…音楽も混沌としていて…(中略、と言うか忘れた)世界平和を祈っています!」と、またいつものような突拍子もないMCをした後にああいう曲やるとか、心臓に悪いって!
「RAINBOW」(推定)は、もしかしたら「水槽のマリー」を超えるかもしれない。私の目がヨダロックに釘つけになる、という意味では(どういう意味だよ)
何かね、もう凄いとしか言いようがないんですけど凄いんですよ!(バカ丸出し)フリーペーパーのインタビューで無茶苦茶な発言をしてインタビュアーを困惑させてる(G.B.E.V. Vol.82参照)人が、一気にこういう世界を作っちゃうとかさ、凄いと言わずに何と言うんですか!今までFOXに対しては思ったことがなかったんですが、初めて「あー、もっと大きい会場でこの曲を聴きたいなぁ」と思っちゃったんですよね。もう、それくらいに今までの曲とはスケールとかインパクトが違う。桁違い。
「世界の詩」(推定)もどんどん曲調が変わって、それに着いて行こうと必死になって聴き入っていたらどんどん引きずり込まれていく。タイトルを見た時から勝手に期待していたんですが(だって世界ですよ)それを全く裏切らない、こちらもどでかい印象の曲でした。この2曲凄かったなー。

完全に打ちのめされて呆然としているところに「妄想ガール」。手拭いは今日もバサリとドラムセットの上に。
そうそう、この前の2曲の前(わかりにくいな)にはまっくろけ手拭いが登場していたのですが、それを投げ上げたらヨダロックの頭上に着地しそうになって、どうせなら頭から被ってしまえば良かったのに!とか思ってしまうのはやっぱり歪んだ愛情ゆえでしょうか。そうでしょうね。
「妄想ガール」は文句なしに盛り上がりますね。盛り上がらないわけがない。

うわー楽しかったー!ともっと聴きたいような、すっかり満足したような気分でいたのですが、今回はアンコールなし。まっくろけ手拭いと缶バッヂ(蝙蝠のにしました。「蝙蝠傘」やらないかな)を買って帰途に着きました。チケットも売ってたけど、とりあえず保留。ま、忘年会だったとしてもサボりますけどね!(笑)


やっぱりライブは楽しい。FOXは格好いい。面白い。
大好きです。