10/31 TOUR'09 CARNIVAL@郡山CLUB #9

昨日のことを書く前に少しだけ。

今日宇都宮で行われる予定だったライブは残念ながら中止となってしまいました。
だけど昨日の中田くんにはそんな様子は微塵も感じられなくて(昨夜更新された霧雨を読んでもわかりますよね)、ただもう驚いているのが現実です。そしてとても心配です。健康な青年男子だったらそんなに心配しないけど喘息持ちですからね…しかも東北シリーズ前から結構な過密スケジュールでしたし。こじらせないといいけどなぁ。そして何よりこのことを気に病まないでほしいなぁ、と強く強く思います。
すごく悔しいと思う。いい感じで盛り上がってきていた流れが中断してしまうことも含めて、悔しくて情けなくて仕方がないと思う。だけど、こればっかりはどうしようもないよ。誰も悪くない。強いて言うなら運が悪かった(わー酷いファンだな)
とにかく今はゆっくりと体を休めて完全に治してほしい。今日のライブに行く予定だったわけではないからそうやって綺麗事を言えるのかもしれないけど、だけどやっぱり椿屋四重奏には中田くんのあの声が必要だから。体調不良を押して無理矢理やって不完全なライブを見せるよりは、思いきって中止するという決断も時には必要だと思う(って言っても新型インフルエンザだったら決断がどうこうって問題じゃないですよね)
今回のことは本当に残念だったけど、でも昨日のライブは凄かったんだぞーってことをこの後つらつらと書いて行きます。

と、いうわけで郡山へ行ってきたわけですが。
高速道路の渋滞に見事巻き込まれてしまい、予定より約1時間ほど遅れての到着。思ったほどには寒くなかったけれど、それでもやっぱり東京よりは気温が低い。お腹空いたよー、と駅構内のフードコートやレストラン街を物色。あやうく盛岡冷麺の誘惑に負けそうになりましたが、思いなおして喜多方ラーメンを。

あっさりさっぱりしたスープが美味しくて、ついつい飲み干してしまったのですが、この行為を後で思いっきり後悔することになりました(苦笑)
その後はひたすら駅周辺をぐるぐると歩きまわって時間潰し。タワレコに行ってみたら「本日ライブ！」みたいなPOPが作られてました。
↓は適当に撮った駅前の風景。

会場は駅からほど近いアーケード街の中にあるものの、人気は非常に少ない。そこはかとない不安にかられるほど少ない。街の外れならともかく駅前なのに…！とか何とか思いながら周りのお店(風俗or呑み屋)を眺めつつ待っていると整列開始の声がかかり、ぞろぞろと入場。整列から入場はかなりスムーズでした。ですが、個人的にはお腹の調子が悪くてどんよりしてました。あの程度の脂(プラス冷え？)でダメなのか!?(余談ですがワタクシ、幼少の頃より脂ものと冷えにはめっぽう弱い胃腸の持ち主でして。北海道物産展でこってり味噌ラーメンを食べてはお腹を下し、家族旅行に行った先がちょっと冷えるところだとお腹を下し…と何だか残念なお腹です。でも中田くんほどじゃないです、きっと)
中に入ると右側にある階段を上がった2階がドリンクカウンター、左側に物販とロッカーがあってその奥に喫煙スペース、更にその奥がフロアという造り。荷物はロッカーに入れてきたし、物販は帰りに買うし、タバコは吸わないし…ってわけで一旦中に入ってみたのですが当然前方は埋まってしまっているので2階へ行ってドリンク交換。思った以上に種類が豊富で思わず目が輝いてしまいました。「ビ…(ールください)」と言いかけてメニューを見て、2度見しましたからね！レ、レッドアイがある…！って(笑)
と、しょうもない大人はドリンク(もちろんレッドアイにしました)片手にもう一度フロアへ。後方壁際が空いていたのでそこを確保。ちょっとやっちんが見づらいかなーとは思いましたが、視界は見事に開けていてかなりいいポジションでした。

定刻から5分ほど遅れてライブスタート。このオープニングがまず良かった！ここで思わず涙目になってますからねー、この人。
まぁね、そりゃ色々思うところがあったからこその涙目なんですけど、とにかく目の前に4人とYANCYさんがいることが嬉しくて仕方がなかった。またここに来ようと思えたことが嬉しかった。
3月のファンクラブイベントで感じた違和感と、6月の名古屋熱視線で感じた様々な戸惑いと、7月の渋公に行かないという選択をした自分の思いと、だけどそんなもしかしたら椿屋から離れて行きかねない状態にあった自分をグイグイと引っ張る「CARNIVAL」と。そういったあれこれが自分の中で消化できなくて曲を聴いては泣き、ライブ映像を見ては泣き、と不安定極まりない感じになってきてしまって、それを何とかしようと思ってちょっと足を延ばすことにしたわけです。12月までこの状態とか耐えられないよぅ！てなわけで。だけど開演を待っているうちにまたどうしようもなく不安になってきてしまって、もし今日が駄目だったらもうどうにもならないなぁ…とかね、思ってたんですよ！バカですねー(笑)

中田くんの声がひっくり返った時にはどうしようかと思いましたが、目の前にいる椿屋四重奏というバンドは文句なく格好よかった。間違い無く私が好きなバンドでした。何を不安に思っていたんだろう、何を疑っていたんだろう…って歌詞飛ばしたり演奏止めたりするからだよ(突然毒を吐くな)
いや、今回はこれに関しても全くもって大丈夫でした。まぁ「SAD GIRL SO BAD」は明らかに間違った(そして中田くんも気づいて「あれ？」という表情をしていました)けど、しかもそこ一番好きな歌詞なんですけど！みたいなことはありましたけど、だからって言って演奏を止めた前回と比べれば、ねぇ？(あーもうホントに嫌なファンだなー)
演奏中断がなければそれでいい、なんて言うつもりはないし、それじゃああまりにも椿屋に対して失礼だけれど、ライブの終盤まで確かにそれが気にかかっていました。アンコール1曲目で中田くんがしきりにやっちんの方を見たり、演奏しながらPAさんに指示出したりしてるから見てるこっちまで緊張しちゃったじゃないかー(あんたが勝手に緊張してるだけでしょうが)
だけどね、何事もなかったから。とりあえずそこをクリアしたらあとは楽しむだけですよ。椿屋のライブ翌日に首と足が痛いのなんていつぶりだろう…と遠い目にもなるってもんです。あの曲がいけないんだ、あの曲とあの曲と…あ、あの曲も(苦笑)なまじ壁にもたれたり手をついたりできる場所にいたもんだから、つい…ええ反省してます。アラサーなのにはしゃいですみません。

このままダラダラ書いていると終わりが見えないので、そして曲順なんて当然覚えてないので順不同箇条書きで印象的だったことを。一応追記隔離。

・たかしげが物っ凄く格好よかったんですが。最初の2〜3曲はほとんどたかしげばっかり見てました。何だろう、あの色気は。
・前方のお嬢さん達の黄色い歓声が凄かった。だけど不快な感じは全くしなくて「あらあら随分好きなのねぇ…」と私の中の微かな大人の余裕って奴が発動する感じ(わかんないよ！)
・中田くん、髪の毛どうしたんですか？金髪？すごく明るい茶髪？
・YANCYさんがお洒落なのは言うまでもないですが、今回は4人もまとも(まとも、って…)ですねー。シャツ1枚であんなに色気があるたかしげ…いやー格好良かった！
・やっちんはやっぱりジャケットみたいなかっちりした服装が似合うなー。
・正直なところ、りょうちんは良く見えてなかったのだけど黒いジャケット(カーディガンかな？)にインナーが白。まぁりょうちんは何着ても大抵似合うから！
・そして一番危ういセンスをお持ちの中田さんですが。三つ揃いのスーツとか！うわぁぁぁあ似合うよそれ、凄く似合う。って言うか好きです。これから毎回それでお願いします。ガリガリなのが目立ちません。素敵です。でもどうせならネクタイもきっちり締めてほしかった。微妙にユルく締めてるから不良サラリーマンみたいでしたよ。でも素敵です。このままこの話を続けても進展はないので強制終了。

・前の方はかなりギチギチに詰まっていたように見えましたが、後ろの方はほどよく空間が空いていて快適でした。メンバーの登場と同時にググッと前に詰まったので、そのタイミングで敢えて後ろに抜けてみたのですが、正解でした。押されずに、でも視界はクリア。背が高くて良かったと思う瞬間のひとつです。
・壁際に長身が3人ほど並んだのは偶然ですか。それとも皆さん同じような気遣い(でかいのが真ん中にいたら悪いよなぁ…的な)をされたんでしょうか。
・後ろの方にはちょこちょこ男性もいました。入場待ちの列を作っている時にも高校生と思しき男子3人組とかいましたし。

・「道づれ」はあんなにタラーッと言う曲名じゃありません。「お前ら全員道づれだぁぁぁぁぁ！」でしょ。
・初期の曲が当たり前にセットリストの中に組み込まれて、そして違和感なく鳴っている時が一番体温が上がる。
・「シンデレラ」と「螺旋階段」でミラーボールがクルクルと。歌謡曲だ！
・「フィナーレ」が好きすぎてすみません。挙動不審になってました、多分。

・中田くんの手の動きに見とれてしまう瞬間が何度かあった。どの曲か忘れたけど(そんなことまで忘れるのかお前は！)マイクスタンドに指を這わせるようにしてまして…思わずよろけて壁にすがりついてしまいました。壁があって良かった。
・だけど中田くんの手はちっこい(って方言じゃないですよね)。自分の手が小さいから女の子の手も小さい方がいいとか…ああ、そうですか。

・曲間の繋ぎをやっちんのＭＣで。お客さんはそれなりに盛り上がっていたのに中田くんはやっちんに厳しい。どＳ裕二。
・前日にラジオに出演したそうで。それを聞いて来てくれた人がいたら嬉しい、とか言ってましたね(実際何人かいたみたいですね)

・4年前のツアーでは郡山の動員が最も少なかったとか。それが今回は東北ブロック(仙台除く)最多動員ですからねー。よほど嬉しかったと見えて、2〜3度そのネタに触れてました。
・土曜日って行きやすいよな、やっぱり。しかも17時開演だと日帰りできるエリアがぐっと広がるんじゃないだろか。

・初めのうちは前方だけで手が挙がっていたのが最後には会場全体で手を挙げて盛り上がっていた。後ろで見ているとその過程がよくわかって面白かったー。
・私は油断していました。中田くんにはマラカス(白)という飛び道具があったことをすっかり忘れておりました。…直視できない！(おかしくて)
・マラカスが大きいのか、中田くんの顔(および頭)が小さいのかどっちですか。パッと見だと同じくらいに見えるんですが。

・アンコールの掛け声は頑なに「もう一回」
・「もう一回！」「はい！」「もう一回！」「うぉい！」「もう一回！」「おい！」…で、しばらくすると「もう一回」なんだか「わっしょい」なんだかわからない状態になって、また「もーういっかーい」に戻る、と。後ろの方はその度に笑いが起きてました。いやー、あれ凄かった。何かわかんないエネルギーが渦巻いてました。
・アンコール1曲目は全員着席で。み、見えない…

・ダブルアンコールの前は掛け声がさらに加速。
・そんな掛け声に対して中田くんは「品がない！」とご立腹。りょうちんが「元気がいい証拠だよ〜」とか何とか言ってフォローしてくれていたものの「うるさい！」と。
・しかし昨日はお客さんの方が一枚上手でした。「もっと言ってー」の声がちらほらと。これには中田くんも苦笑い。「どＭか！」と言いつつも満更でもない様子。
・「じゃあ１曲やってあげます」と素晴らしいどＳっぷりを発揮して「成れの果て」

もうね、とにかく行って良かった。色んな迷いが吹っ切れた。やっぱり私、椿屋四重奏が好きです。大好きです。ライブが終わった瞬間に次のライブが楽しみになるあの感覚が戻ってきた。頭の中空っぽにして純粋にライブを楽しめた。それが何よりも嬉しい。
次は赤坂かー。

りょうちんの今回のおやつ。薄皮まんじゅうです。