2/6 小林太郎SHORT LIVE ACT『Orkonpood Carnival』@タワーレコード渋谷店

集合時間15〜10分程前の時点で集まっていたのは20数名といったところ。その後続々と集まってきて、最終的にはそこそこ集まってました。場内がぎゅう詰めになるほどではなかったけど。
とりあえずセットリストを。

ドラグスタ
ソフィー
蛇烙
安田さん
美紗子ちゃん
(アンコール)SAKURA CITY


もう何て言うか、バネちゃんが!(感涙)ゼペット解散以来何やってるかわからなかったのが、思いがけないところでこうしてまた見られるなんてね。「Orkonpood」買ってきて、そこに名前を見つけた時は本当に吃驚したもんなー。
初め、バネちゃんが来るであろう場所の最前列に場所を確保したのですが、あまりにもステージ、スピーカー共に近すぎるしそして何より後ろの人に申し訳ない気がして(隣数人が男の子だったので視界を完全に遮る形になってた)結局いつもの柱の前(ただし左右は逆)へ。やっぱりあの位置が見やすいなー。疲れたらもたれられるし(笑)

19時を少し過ぎたあたりで場内暗転。ボレロが流れる中、バネちゃんが出てきたー!いやー、どうしよう全然変わってない!ゼペット解散が2005年8月でしょ?そこから4年半経ってるのに全然老けても太ってもない!良かったー。
とか何とか思っているうちに本日の主役、小林太郎が登場。ダ、ダブルピース!?写真とPVのイメージしかないけど、とりあえずダブルピースする人だとは思ってなかったよ。わー、いきなり意外だわ…
ぱっと見たときにヨダロックを思い浮かべたのはどう考えても髪型のせいなんですけど、ふとランクヘッドの小高さんにも似てるかなーと思いました。どこがどう、ってことはないんだけど見た目の雰囲気が。

で、「ドラグスタ」でライブが始まったわけですが。すいません、一曲目に関してはほぼずっとバネちゃん見てました。だって4年半ぶりだもん、仕方ないよ。隣で唄っているのが木村さんじゃなくてもバネちゃんはバネちゃんで、相変わらずアクションがでかくて(笑)素敵でした。ああ、そういえばベースとドラムの方も結構アクション激しめで、バックバンドのはずなのにめちゃくちゃ目立ってました。ここで脳裏をよぎったのは長澤くんのことで。若いソロアーティストとそのバックを固めるベテラン(…ですよね)ミュージシャンって構図が一緒だからですね。ただ明らかに違いを感じたのはその馴染み具合。長澤くんはあのバンドでそれなりの本数のライブをこなしてきているからバンドメンバーとも馴染んでいる感じがライブを見ても伝わってくるのだけど、その点はまだちょっと厳しいかなぁ、と。本人も「ライブを沢山やってきたわけではないし、まだまだ駆け出しです」みたいなことを言ってたので、それがこれから先どうなっていくか楽しみですねー。

何だか色んな人に例えたり比べたりしてしまったけれど、あの歌声は唯一無二だなぁ。ところどころ裏返ったりもしていたけれど、基本的には安定してるしとにかく歌がめちゃくちゃ上手い!親御さんに「歌がうまい」と褒められたのが音楽に興味を持って歌い始めたきっかけらしいんですが(あれ、そんなエピソード他の人でも聞いたな…)こりゃ親も褒めるわ!

2曲目「ソフィー」が終わったところでMC。変な声色を使って話しだしたので戸惑ってしまったのですが、「まだキャラ設定もままならない」からだそうで。あ、そうなんですか…(笑)
あとこのタイミングで話してたのってなんだっけなー。あ、THE BAWDIESのMCをパクって「甘い甘いスイーツが欲しいかい?」みたいなことを言ったらパクりだと気付かれなくて「そんなこと言うキャラじゃないのに…」と困ってしまった、とか、あー若いなーって感じの(適当すぎるまとめだな)MCでした。意外と話すのね。もっと寡黙で曲だけバーっとやって、はい終わりーみたいな感じかと思ってたんですが。
と、そんなふざけた声色で「次の曲はー『蛇烙』」って!しかも曲に入った瞬間にバチッとスイッチが入ったかのように表情が一変したんですよね。あれは見ててゾクッとしました。
続く「安田さん」も音源で聴くのと遜色ない演奏と歌で、変にハラハラさせられることもなく安心しきってライブを楽しめました。ちょっと歌い方変えてるところもあったりして、駆け出しといいつつライブの醍醐味も存分に。まぁね、元々コンテストで優勝して出てきた人なんだからライブは上手いはずだよねーと納得してしまいそうになるけど、まだ19歳だもんな!19歳であれだもんな!5年後10年後が楽しみ。どうなっていくのかな。

「次で…最後の曲的な…感じで…」とポツポツとMC。このポツポツ喋る感じが、致し方なくポツポツ喋ってるんじゃなくてわざとそうやって喋ってる感じなんですよねー。初々しさが恐ろしいほどになくて、それはそれで頼もしくもあるんだけどもうちょっと可愛げがあってもいいんじゃないの、と思ってしまう私は…年取りましたね(苦笑)変に落ち着いてて可愛げがない、ってそれあんたも言われてきたことだろ!って話ですよねー(知らねぇよ)あの時の大人たちの気持ちがわかった気がします。やっぱり年下は年相応であってほしいってことですね、とか何とか思っていたんですが、やっぱり19歳の若者でした。
「こうしてインストアやらせてもらうのは嬉しいんですけど、上手くできるかなって…頑張りました!」ですって。おおお、若いね。若者だったね。
あーあ、こうして自分がもう若くないことをどんどん実感させられていくんだねぇ…と遠い目になってしまいそうですが「美紗子ちゃん」も素晴らしかったです。ホント歌うまいなぁ…。


「SAKURA CITY」聞けなかったなー、アンコールやってくれるかなー、と終了のアナウンスが流れる中待っていたらアンコールありました!
「もう1曲ばかし…って言ってもそんなに曲ないんですけど(笑)」と来たらやるでしょう!
生で聴く「SAKURA CITY」は音源ほど爽やか!って感じではなかったけど、それでもやっぱり春の光と温度を感じられる。あと少しして暖かくなってきたら外を歩きながら聴きたい1曲です。

そんなこんなで初小林太郎ライブは終了。機会があれば何回でも見てみたいです。キャラ設定がどうなるのか楽しみにしつつ(笑)