2008/03/01"LIVE FOREVER"-The last waltz of Syrup16g-@日本武道館

明日はないんだなぁ…。終わっちゃうんだなぁ。
プレーヤーから明日が見えるような曲を沢山作ったから、気が向いたら聴いてください。


何のセットもない、むき出しの日本武道館の舞台の上で五十嵐さんが言ったこの言葉(細かいところが違うかもしれないけど)
その口調はお母さんが子供に向かって「冷蔵庫におやつ作っといたから食べてね」と言うようなさりげなくて、でもとても柔らかな優しいものでした。喩えがヘンですみません。でも、そう感じました。優しいなぁ、って。だからずっとフラットな気持ちで見ていたのに、この一言でついに涙目になってしまいました。
そう、バンドが解散するってそういうことなんだ。バンド自体は終わりを迎え、その形を失ってしまうけれど曲はいつまでも残る。今もラストアルバムを聴いているのですが、ここには今もSyrup16gというバンドが確かに存在している。だけど、もう、このバンドは存在しない。



さびしいなぁ。




ところで。今回初めてライブに足を運んで、初めて五十嵐さんの話口調を聞いてちょっと驚いてしまったんですが。いつもあんな優しそうな話し方するんですかね?もっとボソボソ話す印象を勝手に持っていたのですが。



「リアル」が格好よすぎて笑ってしまいました。なんだったんだ、あれ。でももう聴けないんだな。
最期の時を共有できてよかった。ありがとう、そしてさようなら。