11/23 VAMPIRE EMPIRE TOUR08/09@酒田MUSIC FACTORY

会場に入ってみて、横幅の狭さにビックリ。どうせライブが始まれば皆移動するしなー、と横の壁にもたれかかって待機。
入場してくる人たちを見ていると、こういう場でのライブに慣れていないのかコートを着たままだったり、脱いだとしてもそれを手に持ったままだったり…と「そのまま前に行っちゃって大丈夫?」みたいな状態でどんどん前に行ってしまう人が多くてヒヤヒヤしました。9mmが始まってすぐくらいに一度卓郎が「ちょっとずつ下がってください」と声をかける場面はあったけど、それ以外には特に大きな混乱も起きなかったようなので、まぁ皆なんとかなったんでしょうね。

今回のお相手はB-DASH。昨日のミドリと比べれば多少知ってる曲もあるかなー、という程度の予備知識しかなかったけど結構楽しかったです。1曲や2曲でも聴き馴染みのある曲があると違いますね。
楽屋に美味しそうなお弁当が用意されているのを知らずに車の中にいたから後で食べるよ、とか今日は満月(というお店があるらしいです)のワンタンメンを食べてきたから満月パワーでやるよ、とかMCも面白くってゲラゲラと笑いながら見て、聴いていました。あと、ボーカルの方の苗字がスガハラさんだそうで、「スガワラとスガハラで多分漢字は同じだと思うんだけど…」なんて話もしてたなぁ。その流れだったと思うけど、酒田が菅原君の地元らしいねー、と。そうしたら後ろの方にいた男性(卓郎のお友達かな?)が「違うよ、藤島ー」と叫ぶ。だけどそれが聞きとれなかったようで「え?何?シキシマ?」「フ・ジ・シ・マー!!」…このやり取りが続いて、正直ちょっと鬱陶しかったです。確かにその微妙な差にこだわりたい気持ちもわかるけど、まぁそこは大人になろうぜーとまたしても変なところで大人の余裕をを見せる28歳。これに関しては卓郎も「だいたい地元、ってことでいいじゃん」と言ってましたねー。

とまぁ、そんなこんなでB-DASHのライブは終了。ドリンクを貰いに下に降りて(ステージとフロアは2階にあります)いくとご親族&お友達っぽい集団が…。おおおおお、えらいところに来てしまった(そういう場面に遭遇する機会が今までほとんど無かったため極端に苦手です)とオロオロしながらビールを貰って、すぐに2階へ戻りました。…と、戻ったら戻ったでどうも周りの年齢層がおかしい。うわぁぁぁぁ、これはまたご親族?先生とかか?とオドオドしながら逃げ場所を探す小心者。そうしている間にもお友達っぽい方たちが1人また1人と入ってきて、それを見るともなしに見ていたら段々おかしな気分になってきてしまいました。何かさ、卓郎って少し人嫌いって言うか、友達とつるんだりするのが好きじゃなさそうな印象があったんだよね。だけど、地元でライブをやるとなったらこれだけのお友達(と決めつけてるけど多分そうだよね)が集まってくれるわけで。なんだ、卓郎って全然孤独な人じゃないじゃん、凄く愛されてるじゃん、って思ったらなぜか急に自分が情けなくなってきて実はちょっと涙ぐんでました。友達が集まってくれる、っていうのもあるけど、それ以上に職場(だよね、卓郎にとっては)に親戚とか友達を呼んで「これが今、自分のしている事だ!」と堂々と見せられるっていうのが本当に羨ましくって。私の仕事は人前に立つものではないから比べるのもおかしいんだけど、転職してから1年経っても未だに折り合いをつけられずにいるある問題がまた浮上して来てしまった。普段仕事をしている時は考えないし、あえて考えないようにしているけれど、ふとした瞬間に考え始めてしまうこと。それは9mmもこの状況も全く関係なくって、自分の中に常にあるものがほんの些細なきっかけで噴出してしまっているだけだから自分でどうにかするしかないんだけど、何も今このタイミングで!とますます情けない思いをしながら泣くのをこらえてました。バカじゃん、自分。考えるな、考えるな、考えても仕方のないことは考えるな、と暗示をかけながら早くライブが始まっちゃわないかなーとひたすら待ってました。始まってしまえば余計なことは考えなくなるから。

…どうでもいいことをダラダラと書きすぎた。ライブの話に入ります。
いつものSEと共に4人が登場するとあちらこちらから「たくろー」「たくろー」と声が上がってました。おおお、さすが地元。
この日も3曲目までしか覚えてません(笑)「Living Dying Message」「Discommunication」「Termination」でしたね。あとの曲は順不同で。

Trigger
Keyword
Supernova
Vampiregirl
Sundome
The World
We Are Innocent
Punishment
Talking Machine
《アンコール》
Hide&Seek
Sector

また「The World」やったよ!!!(感涙)ちひろがカウントを取った時点で鳥肌立ちまくりです。ホントにこの曲大好きです。あとはそうだなー「Punishment」と「Talking Machine」を立て続けにやられてしまうと自分の中にかすかに残っていた理性が吹っ飛んでしまいますね。気づけばまた若い男の子にまじって踊りまくってました(だから狙ってないってば)…そういえば、この日はマラカスありましたか?シャカシャカという音が聴こえた気がしたのですが、その後で卓郎の姿が見えた時には手拍子を狂ったような勢いでしていたので。もしかして幻聴…末期だな、こりゃ。
殆ど記憶がないですが、かろうじて覚えていることを箇条書きで。

・方言(庄内弁、ですか?)で話しかけられて何か返そうとしても言葉が出てこない卓郎。「頭の中で変換している」と言ってしまったものだからブーイングの嵐(笑)いや、でも普通に会話してたら出てくるけど改まって方言を使おうとすると出てこないもんですよ。
・「地元でライブをやって、こうしてたくさん来てくれて幸せです」と。ああ、そうさ君は幸せ者だよ!(号泣)
・知ってる顔がいる…と照れくさそう、だけど嬉しそう。終始そんな感じでテンションが高かった。
・そして何よりあれですよね。「イエーやまがたー!!」をいつ言うのか、と。当日に書いた2曲の前には確実に叫んでたけど、もっと言ってたかもしれないね。「さかたー」とも叫んでた、と思う。
・実はほとんどステージの上が見えてません。
・汗でぐちゃぐちゃになってる自分を一瞬客観視してしまった。うわぁぁぁ(どうした)
・前にいたお兄さんがうっかりダウンを着たままだったので、非常に暑そうで気の毒でした。
・そういえば転換中に担ぎ出されていた男の子の身に何があったんだ。転換中に何があった。
・始まって数曲で後ろに逃げ出す人が何人かいて、ちょっと申し訳ない気にもなったけど逃げられる余裕があるってことはいいことだ!(と開き直り)
・ピックって結構薄っぺらいものなんですね(楽器は全く弾けません)
・カズのスクリームが地響きのように聴こえてきたけど、本人の姿は全く見えてません
・ロンTを着ていたせいもあって盛岡以上に汗だくでした
・ホテルのエレベーターで乗り合わせた人は明らかに同じ場所から戻ってきた人でしたが、こちらがあまりにもあんまりな状態だったので声をかけられなかった上に、話しかけんなオーラを全身から放出してしまってすみませんでした。
・そういえば開演前にすぐ近くにいた女の子もチェックインの時に見かけた気がする。そして向こうも同じことを思ったのかこちらをチラチラと見ていた気がするけど、話しかけんなオーラを全身か(以下略)
・人見知りってそういうもんです
・私はいい加減ぐちゃぐちゃした悩み事にかまけるのをやめるべきだ。
・でも、それが人生か。きっと「Faust」ってそういう曲だ。
・と、全然ライブと関係ない話になってきたので終わります