恐るべき22歳

BUFFALO SOUL

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1週間遅れで買ってきました。うっかりタワレコ新宿店で買ってしまったので握手会参加券も貰ってしまいました。いや、握手とか無理だから…そんな22歳のキラキラした若者に触れるなんておばちゃん出来ないよ…(以下延々とキモい上に鬱陶しい戯言が続くので強制終了)
でもアコースティックライブ(らしいです)は見たいので「参加券なんて持ってないもんねー」という素振りを見せつつ行ってみようかと。

で、感想。というか第一印象。


「若い」ってそれだけで脅威だ。


初めてフラッドのライブを見た時に感じたのは若さよりも落ち着きや貫録だったのだけど、やっぱりこの人たち若いですわ。アルバムの帯にも「ロックを託された恐るべき22歳」と書かれていて、この記事のタイトルにも拝借したわけですがホントそんな感じ。「恐るべき」22歳。
思えばミニアルバム「椿屋四重奏」リリース時の中田くんも22歳だったはずで、だけど当時は私も23歳だったので「若いなー」というよりは遂に同世代のバンドが出てきたかーという感慨の方が大きかったように思う。それまでずっとかなり年上の人たちの音楽ばっかり聴いてたから、その喜びといったらなかったですよ。しかも親しんできた音楽も似てる、ってことですっかり夢中になってしまって今に至っているんですけど。
あ、話が逸れた。そう、フラッドですよ。今彼らは22歳で、私は28歳。この差は大きいよ。だから私はこのアルバムを聴いて「若い!」と思うし、それを恐ろしくも感じる。今の自分には既にないもの、そして二度と取り戻すことのできない「若さ」というものを持っている人たちが確かにいるという当たり前のことに改めて気づかされてしまう。私はもう、22歳には戻れないんだ。その事実はとてつもなく恐ろしい。そして22歳という時の中を今まさに歩いている人はとてつもなく眩しい。


そんな眩しさと恐ろしさに満ちた1枚。
…と、お前何様だよというツッコミは自分で入れるので勘弁してください。心をゾワゾワさせられながらリピートしまくってます。