卑怯者の弁/山口瞳

男性自身 卑怯者の弁 (新潮文庫)

男性自身 卑怯者の弁 (新潮文庫)

進学校の国立高校が地区予選の決勝まで勝ち進み、ついには甲子園出場を決めるまでの国立住民の騒動を描いた「国高、勝つ!」と「盆踊り」が特に好き。
楽しかったり面白かったりしたことを、楽しく面白く伝えられるのってやっぱり凄い。国立市にも国立高校にも何の縁もないけれど、読み進めながら何となくにっこりしてしまった。