厄除けしてみた

わたくし、昭和55年生まれです。平成23年が前厄とやらに当たる年だそうで。色々と物騒な話も聞く厄年。まだまだ他人事だと思っていたら、もうすぐそこまで迫っていたのです。奴は。いえ、厄は。
去年が平穏無事な365日であったならば、大して気にも留めなかったでしょう。気に留めたところで「じゃあとりあえず初詣行って、厄除けのお守りでも買っておくかねー」で済ませていたでしょう。しかし、昨年(特に後半)のゴタゴタっぷりが個人的にはかなり堪えておりまして、前厄でもない年でああなるなら前厄・本厄・後厄どうなっちゃうのよ!?と不安に駆られたりして。


で、行ってきました。厄除け祈願。


あれこれ調べてみたら、何が違うのかわからないのに祈祷料が倍する神社があったり、関東といえども遠かったりして、そもそも東京が地元でない私からしたら正直どこでもいいわけです。毎年行ってる神社があるわけでもないし。そんなこんなで結局決めたのが赤坂にある豊川稲荷。ええ、もう単純に愛知県出身なので、豊川稲荷という名前に馴染みがあるからです。行ったことはないけど。


通常の参拝は境内から歩道まで列が続いていましたが、祈祷の受け付けはスムーズ。記入例を見て書いて、お金(5,000円)と一緒に受付のおじ様に差し出したら「あ、厄除けね。じゃあ待合所へどうぞー」と初心者には厳しい素っ気ない対応。

待合所ってどこだよ!

…あ、あった(すぐ横に大きな看板が出てました)


靴を脱いで中に入ると、皆さん座ってお茶なんて飲みながら待っている様子。喩えがおかしいのは承知の上で喩えるけど、斎場の待合室みたいなごっちゃりした雰囲気。老若男女(老多め)入り乱れてごっちゃり。端っこが空いてたのでそこに荷物をおろしたり上着を脱いだりしていたらお兄さんがお茶とお茶菓子を持ってきてくれました。お庭を見ながらもそもそ飲んだり食べたり。どうやら時間になると名前を呼ばれるらしいことがわかったので、暇つぶしに本を読む。一人で来ている人はほとんど見当たらず、ほとんどが家族連れで来ている感じでした。…みんな凄いな、うちの家族そんなことしたことないぞ。


2回目の呼び出しで名前を呼ばれたので本殿(?)へ移動。特に案内の人がいるわけでもないので他の人たちについていく。寒い廊下(外ではないけど寒かった)でちょっと待たされてようやく中へ。
正直なところ、何を言ってるのか、何をしているのかはわかりませんでした。両脇に鎮座する狐様に「そうか稲荷…」と今さらなことを思ったり、お花を奉納していた会社の名前に見覚えがあったので他にも何かないかと視線をキョロキョロさせたり、坊主のビートと独特の雰囲気にトリップしそうになったりもしましたが、各々の名前の読み上げが始まったあたりで現実に引き戻されました。

…え、まだ更にお賽銭いるの?

どうやら名前を読み上げられた人から前に移動してお賽銭を投げて外に出ていく様子。これは別料金なのかよーと慌てて財布から小銭を取りだして事なきをえましたが、いやー焦った。これってどこの神社でも同じなのかしら?
しかし驚きはまだ続く。
後はお札やら何やらいただいて帰るだけねー、と油断したところに聞こえてきたのはチャリーンチャリーンというお賽銭を投げる音。あぁ、通常参拝の人たちの音が聞こえてきてるのかー。位置関係がわかんないなー


…違う。まだお賽銭いるんだ。


嘘でしょーと叫びたくても叫べる状況でもないので再び財布登場。結局6箇所くらいにお賽銭投げたのかな。それぞれ意味があったんだろうけど、わかんないから全部に「とりあえず今年一年無事に過ごさせてください」とお願いしてきました。必死だな、私。

やっとのことで本殿の外に出て、お札などの受取所へ。ここでも特に案内はされなかったので、卓上に並んでいるものを見たらそれぞれに名前が書いてあったので自分の名前を探す、探す…ん?あ、あった。

…字、上手い!

私の名前って別に難しい漢字を使っているわけでもないのですが、名字と名前の画数のバランスが偏っているので、小学生の頃の書き初め(だけじゃなくお習字習ってたのでその時にも)では苦労しましたよ。名前の主張が激しくて!そんな厄介な名前をそれはそれは綺麗な字で書いていただいていて、それだけでご利益がありそう。ご祝儀袋とかに名前書く時のお手本にしたいわー。
何だかお札以外にも色々あるのでごっそり抱えて別のテーブルに用意されていた包装紙と紙袋におさめて全行程終了。

それでそのまま帰っても良かったんですが、先日時速30キロで走行中の車とぶつかった母方の祖母(現在入院してリハビリ中)のためにお守りが欲しかったので境内をウロウロ。結局めちゃくちゃ遠回りして(そんなに広い境内でもないのに)売り場(って言い方でいいのかな)に到着。わかりやすく「健康祈願!」てな趣のお守りが見当たらず、巫女さんの前を右往左往。ようやく見つけたのが「身体健康・交通安全御守」…神様、じゃなくて狐様、冗談キツいです。しかしそれ以外に適当なのも見つからなかったのでその皮肉としか思えないようなお守りをいただいてきました。2月に帰省してお見舞いに行くのでその時に渡してこよう。関西人のおばあちゃんなので、笑って済ませてくれるでしょう。


去年あった色々なゴタゴタの中でも、この祖母の事故が一番堪えましたよ…。仕事のことなら会社のせいにできるし(苦笑)、簿記の試験に2回続けて落ちたのはそりゃもう自分が悪い。だけど祖母の事故は本当にビックリしたし、心配だった。母方の祖母には小さい頃に面倒を見てもらっていて、ある意味育ての親みたいなものなので、いつか必ずやってくる別れが本当に怖いんですよ。想像しただけで泣けてくるくらいに。だけど太ってるせいで足が悪い以外は至って健康な祖母の身にすぐさま何かあるとは思えなくて、一言で言っちゃえば油断してたんですよね。まだまだおばあちゃん孝行をする時間はあるって。だけど、人がいなくなっちゃう原因って病気だけじゃないからね。幸いにも今まで身内で交通事故に遭った人がいなかったからうっかりしてた。今回の祖母の事故もあと少し怪我の位置がずれたり、程度が酷かったりしたら亡くなっててもおかしくなかったらしい。だけど不幸中の幸いで、事故後2週間ほど経った今の時点でもうリハビリをやれるまでになっています。怪我の場所が場所なので車椅子か歩行器の助けを借りる生活になる可能性は大いに残っているけど。もしそうなったら今の祖母宅にはそのまま住めません。バリアフリー工事ってやつが必ず必要になります。その時には金銭的に協力する、と母に伝えてあります。伯父が同居しているものの、アルバイトしかしていない伯父にそのお金が出せるとは思えません。母は「お兄ちゃん(伯父のことです)がいるんだからアンタが出すことない」と言って一度は止められたけど、私が「伯父ちゃんのために出すんじゃない。おばあちゃんのために出すの」と断言したら「そりゃそうだわね」と納得してくれました。あれだけお世話になった祖母のためなら、それくらいは当たり前だと思ってる。


何か、最後は厄除けと関係ない話になってしまいましたが、そんなこんなで厄除け祈願を初体験してきました。来年・再来年とまた出費がかさむなー(おいおい)
今まで殆ど関心を持っていなかった厄除けとやらを急に気にしだしたのは、やっぱり不安だったからです。30歳を過ぎたあたりから周りで起こることが悪い方にばかり転んで、本当に運が悪い、タイミングが悪いとしか言いようのないことが続いて、挙句の果てに身内でも事が起きて、やってくる新しい年が不安で仕方なかったのです。そうしたら平成23年が前厄だって言うじゃないですか!もう何だよそれ、勘弁してくれよ…とも思いましたが、じゃあこうなったら神頼みでも何でもして、とりあえずの心の平安を得よう。何もしなくてまた何かあったら絶対に後悔するから、やることはやっておこう、とそう思ったのです。気休めでも何でもいいんです。わけのわからない不運にはわけのわからない(コラ)手段で対抗しよう、とそういうわけです。


…でもまぁ年始に痛い出費ですよね(まだ言うか)

2011年のLIVE参加記録

2011/01/09 FOX LOCO PHANTOM/ONE-MAN SHOW@CLUB QUATTRO
2011/01/22 小林太郎/TOUR 2010"DANCING SHIVA"@LIQUID ROOM
2011/01/23 手島大輔BAND@Blue Drug
2011/01/23 インストアライブ(STAN/アルカラ)@タワーレコード渋谷店
2011/02/27 DOES/2011 tour「MODERN AGE」@SHIBUYA-AX
2011/03/17 YANCYYANCY SINGS AND PLAYS(ゲスト:小寺良太)@自由が丘マルディグラ
2011/03/25 手島大輔/GYPSY JAZZ SESSION(ゲスト:小寺良太)@Blue Drug
2011/05/04 MUSIC DAY 2011 GO! Green(アルカラ/LACCO TOWER他)@Shibuya O-Crest
2011/05/13 J-WAVE LIVE SPRING!(中田裕二/高橋優/さかいゆう/BONNIE PINK)@Shbuya O-East
2011/06/12 梅雨将軍 2man series(アルカラ/BlieAN)@池袋Adm
2011/06/19 長澤知之/Nagasa・Oneman6"JUNKLIFE"TOUR〜Band ver.〜@新宿BLAZE
2011/06/25 DOES/独歩行脚〜新境地開拓編〜@東京キネマ倶楽部
2011/06/26 9mm Parabellum Bullet/Movement YOKOHAMA@横浜アリーナ
2011/07/02 手島大輔/gypsy jazz night(ゲスト:山本佳史/小寺良太/今給黎久美子)@Blue Drug
2011/07/13 "AFOC THE MIX"RELEASE TOUR(a flood of circle/DOES/DJ:片平実)@CLUB QUATTRO
2011/07/26 中田裕二/nakada yuji presents「SONG COMPOSITE 2011」@duo MUSIC EXCHANGE
2011/07/30 COMPLEX/日本一心@東京ドーム
2011/08/18 手島大輔トリオinvite小寺良太@Last Waltz by Shiosai
2011/08/28 ARABAKI ROCK FEST.11(吉井和哉/a flood of circle/9mm Parabellum Bullet/長澤知之他)@エコキャンプみちのく
2011/10/09 手島大輔トリオinvite小寺良太(ゲスト:北床宗太郎)@Blue Drug
2011/11/05 アルカラ/ア・ル・カ・ラ4枚目【こっちを見ている】レコ発バリバリバリTOURファイナルワンマンライブ!!@UNIT
2011/11/06 Droog/Droog Presents Oneman GIG ALL JAPAN ROCK HORROR SHOW in TOKYO@UNIT
2011/11/23 中田裕二/インストアライブ&握手会@タワーレコード渋谷店
2011/12/09 吉井和哉/Flowers&Powerlight Tour 2011〜born-again〜@千葉県文化会館大ホール

「椿屋四重奏のライブは何回目ですか?」対策

ふと気になって数えてみたら中田くんソロ(3回)を含めて49回…と思いきや50回でした。記念すべき50回目は先日の浜松窓枠。ソロを除いての50回目は来年一発目のライブとなる模様。せっかく数えた(それも2回も!)のでずらずらっと列記。完全な自己満足です。


1.2003/11/12 TOWERINGINFERNO IN LIQUIDROOM 1st Day(w/惑星/puli/フジファブリック/メレンゲ/ASIAN KUNG-FU GENERATION)
2.2003/11/23 三匹が斬る!(w/ジャンクションピーク/アナログフィッシュ/Japonica'03/マーガレットズロース)@秋葉原GOODMAN
3.2004/07/10 MEGA☆ROCKS2004(w/ACIDMAN/GOING UNDER GROUND/bloodthirsty butchers/ZEPPET STORE/the youth/COCKER SPANIEL)@ZEPP SENDAI
4.2004/10/16 ワンマンショー@渋谷クラブクアトロ
5.2005/06/18 ワンマンショー九段心中@九段会館
6.2005/08/23 TREASURE052〜the crimson show〜(w/つばき/LOST IN TIME)@ボトムライン
7.2005/10/8 コンサートツアー2005 ROCK ON GENTLEMEN「愛と幻のメリーゴーランド」@日比谷野外大音楽堂
8.2005/11/26 コンサートツアー2005 ROCK ON GENTLEMEN@京都磔磔
9.2005/12/18 コンサートツアー2005 ROCK ON GENTLEMEN@名古屋クラブクアトロ
10.2006/3/31 熱視線4@SHIBUYA AX
11.2006/06/11 RUSH BALL☆8@大坂城音楽堂
12.2006/08/17 Music&People EXTRA!@SHIBUYA AX(w/ムック)
13.2006/09/17 tour06 sexual beat explosion@HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2
14.2006/09/18 tour06 sexual beat explosion@横浜CLUB 24
15.2006/10/15 tour06 sexual beat explosion@名古屋ELL
16.2006/10/21 tour06 sexual beat explosion「幻惑のシンフォニー」@渋谷公会堂
17.2006/12/31〜2007/01/01 tour06 sexual beat explosion final「ナカノ・サンライズ」@中野サンプラザホール
18.2007/08/04 トロロロックフェスティバル2007@しらさわグリーンパーク野球場(w/ランクヘッド/9mm Parabellum Bullet他)
19.2007/10/08 tour07〜4 THE LOVERS〜@横浜ランドマークホール
20.2007/11/03 tour07〜4 THE LOVERS〜@静岡Sunash
21.2007/11/04 tour07〜4 THE LOVERS〜@名古屋ELL
22.2007/11/18 tour07〜4 THE LOVERS〜@渋谷C.C.Lemonホール
23.2007/12/11 プレミアムライブ@代官山UNIT
24.2008/03/15 Zher the ZOO YOYOGI 3rd Anniversary〜On the World〜@Zher the ZOO YOYOGI
25.2008/04/12 tour08〜CITY OF SILVER〜@下北沢CLUB QUE
26.2008/06/01 tour08〜CITY OF SILVER〜@名古屋E.L.L.
27.2008/07/04 tour08〜CITY OF SILVER〜@ZEPP TOKYO
28.2008/08/02 ROCK IN JAPAN FES.2008@ひたちなか海浜公園
29.2008/08/03 ROSE NIGHT SENDAI@Zepp Sendai(w/MONORAL/土屋アンナ)
30.2008/12/01 熱視線6 live circuit「SECRET ROOM」@LIQUIDROOM
31.2008/12/14 熱視線6 live circuit「SECRET ROOM」@名古屋E.L.L
32.2008/12/21 熱視線6 live circuit「SECRET ROOM」@赤坂BLITZ
33.2009/02/08 MIXUP+ 〜TUWEEN the RADIO〜 vol.2@LIQUIDROOM(w/The Collectors/アンダーグラフ/シュノーケル)
34.2009/03/28 APARTMENT限定ライブ@Zher the ZOO YOYOGI
35.2009/04/19 HEEFEST2009@Shibuya O-EAST
36.2009/04/28 yuji nakada presents「SONG COMPOSITE」@渋谷DUO MUSIC EXCHANGE
37.2009/05/16 LIVE MUSIC ism-KICKOFF EVENT-DAY#1@品川プリンスステラボール(w/ギターウルフ/PE'Z/ムック/American Short Hair/ザ・ジェッジジョンソン/sister jet/JAPAN-狂撃-SPECIAL)
38.2009/06/06 熱視線7「TUMBLING VACATION」@名古屋E.L.L.
39.2009/08/01 ROCK IN JAPAN FES.2009@国営ひたち海浜公園
40.2009/10/31 TOUR'09 CARNIVAL@郡山CLUB #9
41.2009/12/19 TOUR'09 CARNIVAL@赤坂BLITZ
42.2009/12/20 TOUR'09 CARNIVAL@赤坂BLITZ
43.2010/02/11 DRF5@CLUB CITTA'川崎(w/TRICERATOPS/フラワーカンパニーズ/VOLA&THE ORIENTAL MACHINE/te'/MONICA URANGLASS/LEO IMAI SOLO UNION/avengers in sci-fi/GARI)
44.2010/07/11 響鳴2010@音霊SEA STUDIO(中田裕二/和田唱/斎藤宏介/Riddim Saunter/D.W.ニコルズ)
45.2010/07/16 熱視線8「KICK START MY HEART」@名古屋E.L.L.
46.2010/07/20 熱視線8「KICK START MY HEART」@渋谷AX
47.2010/08/07 ROCK IN JAPAN FES.2010@国営ひたち海浜公園
48.2010/10/16 TOUR '10「BRIGHTEST DARKNESS」@日比谷野外大音楽堂
49.2010/11/23 TOUR '10「BRIGHTEST DARKNESS」@横浜BAY HALL
50.2010/11/27 TOUR '10「BRIGHTEST DARKNESS」@浜松窓枠


最初に数えた時にどれを抜かしたんだろうなぁ…地味に気になる。

2010/10/16 TOUR'10 BRIGHTEST DARKNESS@日比谷野外大音楽堂

5年前は濡れたステージで足を滑らせた中田くんがスッテンコロリン、今回は最後の最後にりょうちんが…!野音怖いよ、何かいるよ(笑)


素晴らしい秋空の下に響くリハーサルの音を聞きながら公園の内外をウロウロ。道路を挟んだ場所にまで音が聞こえてきたのにはビックリしました。ホントに静かな場所なんですねぇ。
そんなこんなで時間は経ち、同行の友人も無事に到着。光る(はずの)リストバンドを受け取っていざ会場の中へ。
今回は下手側Bブロックの真ん中くらいだったのですが、熱視線@渋谷やロッキンよりはずっと見やすかったです。傾斜があるとないとでは全然違いますね。二人でビールを呑みながら開演の時を待つことしばし。リストバンドは光る気配なし。蓄光タイプですからね、夕方に渡されたってどうしようもないわけで。ま、記念品ってことで。
そんなこんなしているうちにステージが青い光と歓声に包まれて野音が一気に異空間に。
…やっぱりね、下手側なので登場のタイミングは見えづらかったなぁ。気が付いたら中田くん以外が勢揃いしていたような、そんな感じ。そして噂のさとうさんも当たり前のようにステージ上に。どことなく何となくやっちんに似ている方だなぁというのが第一印象。長身でスラッとした体型とか、短髪メガネが似合うところとか。顔立ちまではハッキリと見えなかったんですがね。しかも話す時の声がちょっとたかしげに似てませんか?…似てませんか、ああそうですか(苦笑)友人にも「ハキハキしたたかしげっぽくない?」と言ってみたものの全く賛同は得られませんでした。あはは。
そう、さとうさん。多分霧雨日記や中田くんの話の中でお名前だけは聞いたことがあって、だからまるっきりのはじめましてではないような、だけど「ああ、こういう方だったのか」という驚きもありで、とにかく不思議な思いでいっぱいでした。さとうさんご自身も不思議な方ですよね…「踊り子」で誰よりも踊っていたのは間違いなくさとうさんだと思うよ(笑)
だけど終始楽しげで、椿屋四重奏の曲を愛してくれる人がここにもいる!と嬉しくて仕方がなかった。


いきなりサポート参加の方の話からですみません。でもまだ続くよ!(笑)
座席が下手側だったにも関わらず、いや下手側だったからこそ?理由はともあれ記憶の殆どが手島さんで占められているってどういうことなんですか!何かもう視線が手島さんに固定されちゃってて、その視界の端で中田くんの姿を捉えているような状態だったんですけど!(そして踊るさとうさんにもどうしても意識が向いてしまう)
いや、だってあれは罪作りな格好良さですよ。一番印象的だったのは「LOVER」でスモークと緑色の照明が一度に手島さんを包んだあの瞬間かなぁ…。細長いシルエットがあまりに儚くてスモークと一緒に消えてしまいそうで、思わず頭の中に「君が儚いんだ〜」というメロディが流れたとか流れないとか。
ギターソロで前に出て行った時、下手側で良かったなぁと思いました。だってあのギターソロを正面から見たら隣に友達がいようがお構い無しに「格好いい!格好良すぎる!(バタバタ)」とか呟いて取り乱してしまうもの!
いや、ホントに格好良すぎるよ…あばばばばば


…すいませーん、ちょっと頭冷やします(でもまたすぐ沸騰します)


5年ぶりの野音、しかも偶然にも前回の席から数列後ろにずれただけという場所から見た椿屋四重奏は、5年前とは何もかもが変わっていて、だけどやっぱり私はその曲が、声が大好きで、うっとりにやにやしながらただひたすらステージに見入ってしまう。とにかく嬉しそうで、それ故にもしかしたら少し浮き足だっていたかもしれない5年前と比べたら本当に落ち着いていて、安心して見ていられたなぁ。心配だとか不安だとかが全くなかった。そんなこと考えもしなかった。それが一番の変化かもしれないな。私と椿屋四重奏との関係性というか距離の取り方が本来あるべき状態にやっと収まったような、そんな気がする。それこそ去年までは何につけても余計な心配ばかりしていて、ライブを見れば払拭でかるかも、と足を運んでも更なるモヤモヤを連れて変えるだけになる、その繰り返しだった。そんな繰り返しを何年も続けてきたなんて私もつくづく物好きだよなぁと思うけれど、だけどどうしても惹き付けられてしまう何かがずっとずっとあったから、グダグダ言いながらも目を離せなかった。だけど、その感覚が今、急に変わってきている。ただ楽しめばいい、ただ見ていればいい、そんな当たり前の感覚にようやく辿り着けた。熱視線@名古屋で見た中田くんの笑顔が自然にそうさせてくれたんだと、そんな風に思ってる。 長かった、ここに来るまで。やっとあるべき場所に収まった。 だからというわけでもないんだろうけど、これからはそんなに必死になって追いかけなくてもいいかなぁ、とも思った。見られる時に見られる場所で見ていければ、それで十分かなぁって。…わかんないけどね。ここ数ヵ月ライブに行くこと自体を控えて(どこが?と思われるでしょうが、比較の問題です)るから、感覚が鈍っているだけかもしれない。状況が変われば気持ちも変わってくるかもしれない。だけど今は、野音でのあのライブを見た今はそんな気持ちになってます。


…と、これをまとめているのは和尚も走る師走なわけで。直後に携帯で書きためておいたこの文章すら既に懐かしいわけで。グダグダと書いてあったメモに追記なんてできないわけで。なのでめちゃくちゃな文章ですが、ざっくり手直ししてほぼそのまま晒します。すんません。


導火線→中田くんハンドマイク。いきなり「黒い背中を〜」と歌詞間違う。「黒い背中って何だよ!誰だよ!」…知らんがな(笑)上質なポップスになったなぁという印象。

5年ぶりの野音。5年前も来た人いる?チラホラと挙がる手(一割いない?)うわぁーっ、いた!生き残ってた!(嬉しそうでこちらも嬉しい)年取ったとか言いたくないけど、僕らも年取った分皆さんもくすんで…(ブーイング)ヘッ!(笑)そんなくすんだ季節にぴったりの曲を→ブランケット

ここが舞台になってる曲があります。日比谷公園…隣だけど。夜の生活を営みましょう!→ナイトライフ

(3曲終わった時?)ポタリングっていってちょっと高い自転車で、丸の内OLを…どうせその話オチがないんでしょ?とか思ってんだろ!ええ(苦笑)だってたかしげと手島さん、休めの体勢取ってたよ。

マテリアル→すごくすごく丁寧に歌っていた。曲紹介で「う○こたれお」「この目を見て!…嘘です」

手島さんが天然すぎる件。興奮して…興奮し過ぎて…着替えていいですか?中田くん「えっ!?(笑)着替えないけど…汗かいたの?」…いや、汗はかいてないんですけど(この後の発言は聞こえなかったよ、ホントに)そのあと、俯いてフーッと息をついていたところを見逃してはいないぜ!(笑)

そんな椿屋四重奏ですが→どんなだよ!天然×2、うっかり×1、ドS×1、大人×2ですか?

ロストチルドレンは多分中田くんのアクションもみどころなんだろうけど、手島さんが!何あの人!おとなしそうな第一印象がいい意味でブチ壊しだよ!ホントにジャズギタリストだったんですか?ってアルバム聞いてるんだけど。しっかし「マテリアル」のカップリングがこの曲だというのは面白いなぁ。痛快。(余談ですが、初めて椿屋のライブを見た時の感想を「痛快で爽快なライブでした」と書いてうしみつに送ったら中田くんに読んでもらえたのはいい思い出。その回を録音したMDは宝物)

小春日和→間奏で微笑みながら(予想)中田くんの方に向かってきた手島さんに「あっち(正面)行け」と身ぶりで指図した中田くんが…そりゃもう憎らしかったさ!だってせっかく手島さんがこっちに向いてくれたのに!ああもう!

集まってくれてありがとう→中田くんから5人に向けた言葉でもあったのかな?ふとそんな風に思った。 ずっと覚えていてください(だっけ?)中田くんがそんなこと言うなんて珍しいなぁ。

歓声に応えながら後ろ歩きをしていたりょうちんがどってーんとしりもち!呆然と見ているだけの四人と頭抱えてしゃがみこんでる中田くんと。…らしいなぁ(笑)

勝手な思い込みからライブでの前向きで力強いジャーニーを受け入れられずにいたけど、やっとしっくりきた。同じような違和感がred bluesに。もっと気だるい歌かと思っていたんだけど、あんなにも強い歌なんだなぁ。「気安く触んなよ俺がたどり着いた答に傷ひとつつけんなよ」千鳥足を装っているのか、ふらつく足取りでステージ上を動き回る中田くんには、うん確かに何かが乗り移ってる。歌い終わってから「ただいまー」とかいってたもんね。中田くんに何かが乗り移ってるというか、中田くんが入り込んじゃってるのかな?セリフを言うのはアレかもしれないけど(参考・誰が龍)表情とか仕種で魅せることに関しては下手な役者より上手いんじゃないか、とファンの贔屓目にはそう見えてしまうほどの数分間でした。

小春日和のワイパー久々にやった。さとうさんにうまーく乗せられてしまいました(笑)あの長ーい腕でしなやかにハンドクラップ…ああ素敵。

アンコールではYANCYさんと二人で「流星群」を。ポツンと一つだけ星が見えた。かえすがえすも惜しいのはあの椅子!もうちょっと何かなかったのかしら。座面の高いスツールだったらもっと素敵だったろうに。音源と比べてしまうからか、少し物足りなく感じてしまったなぁ。単純に音数が少ないからってだけなんだけど。

思惑と罠→走り抜ける光〜のとこで何で左右キョロキョロしないのよ裕ちゃん!熱視線@渋谷の映像であそこがいいのに!可愛いのに!


…まとめる気がないですね、すんません(2回目)
5年ぶりの野音、本当に本当にいいライブだった。すごく満たされた気分になった。もう、あれこれゴチャゴチャ考えないで「あー楽しーい!」って浸ってりゃいいんじゃないかなって、そう思えた。実際そうするかは別として、思えたことが自分としては重要。

11年目が、楽しみ。

2010/09/26 DARK NIGHT@下北沢SHELTER

シェルターワンマン行ってきました!思えば初めてFoxを見た会場でもある下北沢SHELTER。あの時の衝撃は未だに覚えています。そしてその時にすっかり一目惚れしてしまったヨダロックは今回も素敵に暴走してましたよ、というのがこの後ダラダラと垂れ流される感想の要旨です(じゃあ書く意味ないだろうって?…でも書く!)


開場数分前に到着したらまだリハーサルの音漏れが聞こえていたので多少の遅れは覚悟したものの、まさか15分程度も遅れるとは…降り出した雨にしっとり濡れたところでようやく中へ。さっさとドリンク交換も済ませて定位置(になってますねぇ、完全に)に移動。
物販のテーブル上に置かれたパソコンでリムさんの写真のスライドショーがひっそりと上映されていたのですが、半年経ってもまだアンドリューに未練タラタラですみません(苦笑)でもさ、やっぱり格好いいんだよ。これからも勝手に未練がましくファンで居続けます、という決意を新たにさせられた素敵な写真でした。でも気のせいかアンドリュー少なめだったような…気のせいですね。


周りの人と密着するほどではないにせよ、それなりにみっちり詰まってきた頃にライブスタート。今回特に思ったんですが、結構野郎率高いですよね。後ろの方は。で、何が言いたいかっていうとそんな野郎率の高さのせいで時折視界が奪われたということです。さすがに男子には負ける…ま、勝てる相手もいるけど(苦笑)


まずは4人がゾロゾロと出てきて、少し遅れてヨダさん登場。
で、衣装のことを書こうとして愕然としたんですが、ヨダさんがジャケットを着てたこと(と、その中にゆるゆるの黒Tシャツを着てたこと)は覚えているのに、そのジャケットの色が何色だったか覚えてない!ジャケットを脱ぐ時にTシャツの襟ぐりが引っ張られて、襟ぐりから肩が見えそうになった瞬間に何かが弾けとんでしまったに違いない。そうかーじゃあ仕方ないよねーアハハ。


…すいません、変なことばっかり覚えている頭で。自分でも残念でなりません。


最近立て続けにヨダさんの色気について書いているライブレポやディスクレビューを見かけたんですが、もうね、本当にすごいから!ライブ見ながらウヘへとか言っちゃうから!(それはお前だけだ)
最初見た時は荒々しい印象が強かったんだけど、数回ライブを見るうちに意外と繊細な人だよなぁなんて思うようになって。あと几帳面(笑)そういう二面性は歌声にも現れてて、だからあれだけ振り幅のある曲をどれもこれも唄いこなせるんだと思うんですよ。特に「水槽のマリー」なんて1曲の中で男と女と両方の想いを唄っちゃうんですから!ホントに何なんですか、あの人は!
と、こんな風につい力説したくなるような魅力(それをわかりやすく一言で言うならやっぱり「色気」なんだと思う)をお持ちのヨダさんがあんなに襟ぐりをはだけてはいかんのですよ。取り乱すバカがここにいるから!

いい加減にしろよと思われそうですが、まだ書きます。
あのね、ちょっと髪が長くなってたんですよ。ゆるーくクシャッとなってて。あれくらいの長さがベストです、個人的には。ヨダさんが以前にやってたバンドのHPがまだ見られるんですけど、そのプロフィール写真を見た時の衝撃に匹敵しましたねー。あれは(どれだ)凄かったですよ…リアルに「ひゃー!」って言っちゃいましたもん。

まーとりあえず格好良かった。登場の瞬間でまずニヤーッとしちゃったもんね!…いや、いつもですけど。いつも以上にニヤーッと(最早不審者レベル)


さて、ライブ本編のことを。
「SHADOW」レコ発ツアーなので遂に「DEVIL'S CIRCUIT」が聴けるかと物っ凄く期待していたんですが…なんでやらないのー(泣)
でも考えてみたらFoxってそういう曲がちょいちょいあるよなぁ。初期の曲だったら諦めもつくけど、最新音源の曲なのになー。今やらなくていつやるんだろう。


そしていつものごとく曲順はおろか、やった曲さえ覚えていない体たらくですよ。ホントに困った頭ですねぇ…と他人事みたいにぼやいていても仕方ないので覚えている限りのことを順不同で書きます。


1曲目は「midnight sky walker」ここ最近の定番ですねー。
で、その次はもう覚えていない、と(苦笑)
何でこんなにも記憶力がないのか、そんなんで合格率10%の資格試験に挑もうなんて無謀にも程があるんじゃないの?とあらぬ方向に矛先を向けたくもなったりしますがそれはまた別の話。まぁ頑張れ、自分。


えっと、「VELVET SLIDER」をやったんですけどね。その時にヒデヲさんが何だかニコニコしてまして。あれっ、この曲ってそんなハッピーな曲だったっけ?と思ったのと同時に「ヒデヲさんが…笑ってる…!」と必要以上に驚いてしまう私はそろそろ考えを改めるべきなんでしょうか…?でもさー怖いよやっぱり(だから何がそんなに怖いのだ)


そういえば、今回はヨダさんとヨシイさんがMCで絡むことが多かったなぁ。いつもはヨダさんがひたすら一人で暴走してるだけなので意外でした。しかもよりによって嫌いだと公言しているヨシイさんと!(笑)
ヨダさんが「これが20キロ(30キロだったかも)あるからよぉ…」と言いながら脱いだジャケットを渡されたヨシイさんが「おおっと…!」とよろける、なんてベッタベタな流れもあの2人がやると新鮮。ま、その時の私と言ったら、ジャケットに引っ張られて伸びた襟ぐりからチラ見えした肩に頭が破裂しそうになってて、正直なところヨシイさんのリアクションは目に入ってません(苦笑)ガリガリ万歳!

あとはMCの途中でわざとなのかたまたまなのか大音量でチューニング中の音を出してしまったヨシイさんにヨダさんがタオルを投げつける、なんて場面もありましたねぇ(思い出してニヤニヤ)

まぁでも一番はあれでしょう。
「水槽のマリー」の例のパートに入ったところで「座れ!」と。いつもより無理のある体勢になりながらも言われるがままに座るお客さん(笑)何をやるのか言い出すのかと苦笑まじりに待っていると「ちょっと確認してぇことがあるからさ、徳さんが入るのとか言っといてよ」とヨシイさんに言い残してステージからはけていっちゃったよ!おいおーい!
そして後を託されたヨシイさんがほんわかした口調で「…確認したいことってね、今日ホークスが…」と説明し出したと思ったらズカズカとステージに戻ってきて「ホークス優勝!」と。

もう、ホントに本当に何なんですか!(笑)でもそんなヨダさんが大好きです!(何度目かわからない唐突な告白)

もうねホントに大好きですよ。ただ破天荒なだけじゃなくてボーカリストとしても本当に魅力がある人だと思うんですよ。だから好きなんです。
何回でも何十回でも書くけど「水槽のマリー」は凄い。曲自体も素晴らしいけど、それをあんな風に唄いこなして、まるで数分間の演劇みたいにしてしまえるのはヨダさんしかいない、と真剣にそう思う。途中でどんなにおかしなことをやったとしても、曲が再開されればまたその世界が一気に広がる。それを笑いながら息をのみながら見ているのが、たまらなく幸せ。


アンコールの時(だっけ?)のメンバー全員に対するダメ出しとか、あまりにもあっさりしていた徳さん正式加入の発表とか、書き漏らしていることが大量にある上にそもそもこれはシェルターワンマンの感想なのかという疑問も残りますが、完っ全に着地点を見失ってしまったのでここで終わりにします。



ええーっ!(ホントにすんません)

近況報告ですらない何か

いつまでも「30歳になったよアピール」をし続けているのもどうかと思うので無理矢理更新。
しかし書くことがない(苦笑)




…無理矢理書こうとしたら愚痴ばかりになったので消しました。twitterならまだしも、ここで愚痴吐くのは良くない。




何本かライブにも行ってますが、今さら何も書けません。暑さで脳が溶けてます。

一つの節目

30歳になりました。


嵐が丘」が20代最後の、「LOOK AROUND」が30代最初の一曲。


20代のうちに、と思っていた目標は叶えられないまま今日を迎えてしまったけれど、次こそは、きっと。


30代は…どうしようか。やっと、やーっと暗黒の20代(前半)から切り離された場所に来られて、少しスッキリしました。まずは20代からの持ち越しの目標をクリアしよう。それからのことはまた改めて考えよう。


24歳の終わり頃から始めたここで沢山の方と知り合えました。最近は随分とまばらな更新となっていますが、ダラダラボチボチと続けていきますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。